本日20時台Jazz& Vocal Nightはジャズ101年目からの若手ジャズミュージシャン特集でした。

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本日のJAZZ&VOCAL NIGHTはゲストMCにディスクユニオンの坂本涼子さんをお迎えして、ジャズ100年から今年は101年目に活躍している若手新人を中心にご紹介していただきました。

まずは1曲目、1991年、92年生まれの桑原あい(p)と石若駿(d)。
アルバム『ディア・ファミリー』からTVニュース番組でもお馴染みの曲「ディアー・ファミリー」を聞いていただきました。

2曲目は前回もご紹介したインスタフォロワー14万人をもつMappyこと、甲田まひる。
2001年生まれの17歳にして、子供の頃からバド・パウエルとセロニアス・モンクをこのよく愛する新世代ジャズミュージシャン。
デビュー作『プランクトン』からバドの名曲「クレオパトラの夢」をお届けいたしました。

3曲目は更に若く、2003年生まれ、インドネシア出身の15歳、ジョーイ・アレキサンダー。
彼は11歳の時にウィントン・マルサリスの招待で米ニューヨーク・リンカーン・センターでアメリカデビューを果たしました。
2015年のアルバム『マイ・フェイヴァリット・シングス』から「イット・マイト・アズ・ウェル・ビー・スプリング」をお届けいたしました。

4曲目は女流トランペット奏者兼ヴォーカリストのアンドレア・モティス。
スペイン・カタルーニャ地方出身の1995年生まれです。
曲はアルバム『エモーショナル・ダンス』からジョビンの「想いあふれて」でした。(★ジャケット写真:収録アルバム『エモーショナル・ダンス』ユニバーサル ミュージック UCCI-1038)

5曲目は女性では珍しいテナーサックス奏者メリッサ・アリダナ。
チリ・サンティアゴ出身の1988年生まれ、父親も著名なサックス奏者のサラブレットです。
曲はアルバム『メリッサ・アルダナ&クラッシュ・トリオ』から「M&M」をお届けいたしました。

6曲目はジェイコブ・コリアー。
全てひとりで楽器・コーラスをこなし、オーバーダヴで重ねてYouTubeで発表しているのがジャズの巨匠たちの目に留まった、というまさに現代を代表するジャズ・スタイルの1994年生まれ。
曲はスティービー・ワンダーの「ドント・ユー・ウォーリー・アバウト・ア・シング」でした。

最後はオルガン奏者のコリー・ヘンリー、1987年生まれの31歳。
ジャズ+ファンク+ダンス+フュージョンを融合した「Jafunkadansion」サウンドで2004年以降“最も売れているジャズ・アーティスト”スナーキー・パピーの鍵盤奏者です。
彼のソロアルバム『リバイバル』から本人作曲のオリジナル「Naa Naa Naa」でした。

来週は写真家で音楽ジャーナリストの常盤武彦さんをお迎えしてジャズライフ最新号とご本人の新刊で紹介されている“現在進行形のジャズ”をご紹介いたします。

お楽しみに(^^♪