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FUTURES~Sense of Wonder~2018年6月6日(水) ゲストは、鈴木琢也さん。(2回目)

2018/6/6 (水)06:00
ゲストは、鈴木琢也さん。



今回のゲストは「学校法人グロービス経営大学院」でスチューデント・オフィス・アソシエイトというお仕事をされている鈴木琢也さんです。


<プロフィール>
中学生のころ、素行が荒れ暴力を繰り返す不良少年、いわゆる「ヤンキー」の仲間入り。
高校卒業後、とび職につきました。
その後、IT系資格を取得して上場企業に転職。
さらに一念発起し、カリフォルニア大学バークレー校へ進学しました。
大学卒業後はグロービス経営大学院に入社し、現在に至ります。


今週は鈴木琢也さんの留学経験や今の職場である“グロービス経営大学院”で感じていることについて伺っていきます。

―――留学されて一番感じたことは?
「『やり直しがきく仕組みがアメリカにはあるのだな』ってことです。私自身、2年制のコミュニティカレッジから4年制の大学に編入するというやり方で勉強していたのですが、そこで勉強している人はいろんな人がいました。メキシコから移民で来た女性は『子供が成人して時間ができたから勉強する』と言ってコミュニティカレッジで勉強した後、大学に編入したり、アメリカと日本のハーフの友達はサンフランシスコでホームレスを5、6年やって、その後レストランでお金を貯めてコミュニティカレッジに入ってバークレー校に編入して僕と出会ったりとかありました。いろんな経験をしているのですが年齢は関係なく、いくつになっても本気でやる気があるのならば、少なくとも学ぶ場はあるというのがすごく良いなと思いました。」


―――一般的な大学生とは異なる年齢層の学生に対する周りの目は?
「少なくともコミュニティカレッジの段階では普通でした。バークレー校に入ってからは“編入生”というだけで『すごい経験を持っている可能性があるぞ』とストレートでバークレー校に入っている学生から思われるケースはありました。だから、編入生に対して『この人たちは大人だから』みたいに排他的になることは全然ありませんでした。逆に『日本で不良していた』という時期にはやや排他的に扱われたこともあったので、自分のユニークさが受け入れてもらえる環境というのは個人的には嬉しかったです。」


―――日本に比べてアメリカの方が個人を受け入れてくれる環境がありますか?
「環境なのか文化なのか分からないところはありますが、バークレー校に入ってよく言われるのが“コモディティになるな”ということです。つまり『周りと同じことをやると価値が下がっていく』という話はどの授業を受けても必ずあって、自分自身は周りとどう違うのか・どうユニークなのか・そのユニークさがどう強みになって価値を提供するのか、といったことをずっと考えさせられる環境でした。『自分はこういうアイデンティティでこういう風に他人と違うから、こんな切り口で物事が言えるのではないか』ということを考えさせてくれるというのは良い環境だと思いました。」



「政治経済と密接なテーマとして“貧困”がよく挙げられるのですが、一般的に『ボランティアは良いものだ』と思っていました。しかし、純粋にボランティアをしにアフリカへ行くと何が起こるのかというと、現地の政府は『そこにお金を払わなくていい』など、良かれと思って人が動いているのにネガティブに触れるケースがあるんだということを指摘されました。そのときは『そういう考え方があって、実際にそういうことが起こっているんだ』ということを考えさせられる瞬間でした。自分たちは“正しい”と思って、“より良い未来を”と言っているのに、それ自体が現地の人たちにとっては“より良くない未来なんだ”と聞かされて『なに!?』と思いました。じゃあそういうケースを考えたうえで、何ができるのか・どういうやり方がいいのかといったことをずっと議論していました。」


―――「グロービス経営大学院」ではいろいろな方が受講されているのですか?
「経緯や動機はいろんな方がいらっしゃいます。よくあるパターンとしては『今のやっている仕事がある程度成果出したので、次のステップとして企画・経営に移ったときに、また新たな壁が出てきて勉強しようと思った』というのが多かったりします。最近ですと知識を持っているエンジニアや技術者、場合によっては弁護士などの士業の方でも、自分の持っている専門性をより多くの人たちに価値を広げていくために経営を学びたいと思って動かれている方が多いです。そのような人たちが集まって、自分たちの強みを違う人たちの強みと掛け合わせて新しいものを考えましょうという環境はバークレー校の環境とすごく近いので、面白いなと思いながら、自分もこういったことに携われて楽しいなと思っています。」


―――“日本は多様化してきている”と言っても年齢やバックグラウンドが異なると、共通の価値観を持つことが難しいと思いますが、どう思われますか?
「難しいですよね。“日本は最近多様化になっている”という話はよく聞きますが、個人的には『日本って見た目は一緒だけど全然違う人たちが集まっているな』って思うので、アメリカにいたときのように“話が合わない前提で、どこが合うのかという『合う軸』を探す”ことは日本でもあまり変わらないと思います。ビジネススクールの議論では年齢もバックグラウンドも持っているスキルも想いも違うので、そこを合わせないと滅茶苦茶になるので判断基準は共通させるという意識はしますね。」


―――今、鈴木琢也さんが一番強く思っていることは?
「“行動したい”と思い始めています。大学を卒業したタイミングで奥さんと結婚して、奥さんを連れて日本に来て、いろいろとバタバタしたりしていて、しかもグロービス経営大学院で働きながら、今年の3月にやっとMBAを修了するという状況でもあったので、もう少しアクティブに動きたいなという“動きたい欲求”が強くなってきているので、アイデア出しをちょうど今、やっているところです。」



自分は周りと何が違って、何が強みなのか。
それを考えた上で行動を起こせば、ちょっとずつ変化が生まれるかもしれません。
その時は自分だけでなく、周りの強みも感じられるとより良いと思いますよ。

2週に渡って、鈴木琢也さんにお話を伺いました!
来週は、アートマネジメントやキュレーション業、アートコンサルティングを国内のみならず海外でも行っているという、高根枝里(たかね・えり)さんです!
アートに興味のある方、海外に興味のある方、「アートって難しくてよく分からない…」という方もぜひお聴きください!


TOKIHA
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