JAPAN HERITAGE ~ラジオ 日本遺産~

JAPAN HERITAGE ~ラジオ 日本遺産~

パーソナリティ


浜崎美保

歴史の声に耳を傾けると、その土地に物語が生まれる。
この番組では、認定されたストーリーの中から魅力的な場所を毎回ご紹介します。
“郷土の文化財に誇りを持つ”。そのきっかけを、このラジオから!

日本一の足袋の生産地でもあり、今も進化し続けている行田市の『行田足袋の歴史』

2018/2/7 (水)18:00
放送後記

日本遺産。
その裏には数々の歴史的なドラマ・魅力的なストーリーが隠されています。
JAPAN HERITAGE~ラジオ日本遺産~。

今回は、「和装文化の足元を支え続ける足袋蔵のまち 行田」
と題した埼玉県の日本遺産の中から、行田市の、『行田足袋の歴史』をご紹介しました。

埼玉県の北東部に位置する行田市。
かつて忍城の城下町だったこの町は、
日本一の足袋の生産地でもありました。
裏通りを歩けば、当時の全盛期を忍ばせる足袋の倉庫、
「足袋蔵」が今も数多く残る「足袋蔵のまち」なのです。

足袋の原型の皮足袋が登場するのは戦国時代頃だと言われています。 
その後江戸時代に木綿の足袋が普及した約300年前頃に、
行田足袋の歴史も始まります。


行田で足袋づくりが盛んになった理由としては、
木綿の素材や藍などの染料を入手しやすかった事、
中山道に近く、生産や販売経路が簡単だった事、などが挙げられます。

行田足袋が本格的に産業として発展したのは明治から。


大正には日本一の生産地へと飛躍、
昭和初期には100社以上の足袋商店が並び、
全国生産量のおよそ8割を担うまで成長していきました。
戦後足袋商店は200社近くにまで増えましたが、ナイロンの靴下が普及するにつれ、足袋の需要は激減して行きます。
そうした中で行田市は衣服の生産に活路を見出し、「繊維のまち」へと転換を図ります。

しかし、足袋産業の衰退を完全に防ぐことは出来ず、
現在の行田足袋の商店はおよそ20社にまで減ってしまいました。
職人の高齢化も進み、新しい職人の育成が急務となっています。

一方で行田足袋の高い品質は損なわれていません。
テレビドラマの影響もあり、ランニング用の足袋といった話題の新製品を
国内外へと発信しつづけています。


和装文化が見直されている現在、行田足袋もまた進化し続けているのです。

ぜひ、あなたも日本遺産へ。新たな日本の魅力を再発見してくださいね。

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