スウェットロッジ

以前クローズアップのコーナー紹介した「スウェットロッジ」


ネイティブ・アメリカンの 聖なる 儀式
「スウェット・ロッジ」
僕が 20代の時に 初めて 体験したのは
カナダ・ブリティッシュ・コロンビア州の 山の中でした
ネイティブ・アメリカンの この儀式
「スウェット・ロッジ」は、ラコタ語で「 イニーピー 」
子宮への 回帰を 意味するそうです。

スウェット・ロッジに 入る前に、聖水と 煙で
ひとりずつ 身を 清めて もらいます。
ロッジと呼ばれる 小屋の中
儀式が 始まると、ロッジの 扉は 閉ざされ
辺りは 暗闇に 包まれます。
ロッジ中央の ストーブでは
石が アツアツに 焼かれていて
石の上から 聖水を 振りかけると
蒸気が ロッジに 立ち込めていきます。
そう!暑いんです!…
全身の毛穴が じわじわと 広がっていきます。
そもそも、儀式の 名前が、汗(スウェット)の 小屋(ロッジ)ですからね。

スウェット・ロッジの中には、スピリット
精霊が 宿っているといわれています。
(精霊)を 呼ぶ 歌を 歌いながら、体を 大きく 揺らし 始めると・・・
ネイティブ・アメリカンにとっての 大いなる存在
『 ワカンタ カンタ カシラ 』との つながりを 感じることで
自分自身が 本当は どういう人間に なりたいのかを
見つめ直せるんだそうです。
スウェットロッジで、汗と 心の 澱を 流し切り
心が 身体から 逃げ出したような、しばしの 放心状態…
爽快な 気分に ひたります。

ネイティブ・アメリカンの人たちに
古くから 伝わる 生まれ変わりの 儀式
「スウェット・ロッジ」