11月27日(月)オンエア楽曲 〜otonote〜

11月27日(月)otonote

11:31 Trouble / Romain Virgo
11:35 Christmas Time in L.A. / Chante Moore
11:46 Only Time / Enya
11:49 Touched By An Angel / Steve Nicks

12:02 WGO / ZA FEEDO 
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【オヒル ノ オト:選曲担当 ZA FEEDOのリーダーでボーカルの沖メイさん 】
12:09 Iko Iko / Dr.John
12:13 ケッペキにいさん / 吉田美奈子
12:15 Denmark Street / ムッシュかまやつ
12:19 Can’t Stop / Red Hot Chili Peppers
  
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12:32 HOMETOWN / Nulbarich
12:42 New Day / Immigrant’s Bossa Band
 
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【オヒル ノ オト】
選曲家、DJ、音楽ライター、レコード店バイヤーなど、
様々な形で音楽のお仕事をされている方に
毎回テーマをたてていただき選曲をしていただく20分!
お昼のひととき、心地よい選曲でお楽しみください♪

今日の選曲担当もZA FEEDOのリーダーでボーカルの沖メイさんです!

前回は「フューチャリスティックボルケーノチックス(私の大好きな日本の女性アーティスト特集)」をテーマに選曲していただきましたが、
今回は「上質なコートのようにいつまでも大事にしたい。どんなときでも元気がでる曲」をテーマに選曲していただきました!

以下、選曲リストとコメントです。
1. Iko Iko / Dr.John      
Dr. Johnによる1972年のアルバム「ガンボ」収録曲。
原曲はニューオリンズのフォークソングで、「Jock-A-Mo」というタイトルだったようで、
意味はおどけ者とかお調子者とかそういったニュアンスのようです。曲中の英語歌詞で聞き取れない部分は当時のクレオール言語であったり、方言であったりと諸説有るそうでが、Dr. Johnのだみ声とアイコアイコ!のかけ声でだけで、無性に元気が出ちゃう曲です。
たくさんのミュージシャンがカバーし、日本ではCMに使用されたりしています。
とても長い間愛されている曲です。

2. ケッペキにいさん / 吉田美奈子        
吉田美奈子さんの超名盤「FLAPPER」からこの楽しい曲を!
「夢で逢えたら」が収録されていたりとどの曲も最高な曲ばかりの盤ですが、これはアルバムの中でもひときわ楽しくてかっこいい!と思い、学生時代からいままでずっと聴き続けている曲が「ケッペキにいさん」です。
吉田美奈子さんによる歌詞もタイトルも楽しくて唯一無二で、一緒に演奏している参加ミュージシャンも、細野晴臣さん、鈴木茂さん、林立夫さん、松任谷正隆さん、佐藤博さん、矢野誠さん、矢野顕子さん、浜口茂外也さん村上ポンタ秀一さん、高水健司さん、松木恒秀さん、コーラスに山下達郎さん、大貫妙子さん!といったレジェンドばかりで聞き応えばっちりの盤です。
アルバムを通してメンバーみんなで楽しく自由に作品を作っていた当時の様子がうかがえて、とても影響を受けました。

3. Denmark Street / ムッシュかまやつ     
かまやつさんの名盤「Gauloise」から!
曲調がまずかっこいいことはもちろん、歌詞が楽しすぎます。
歴代の名ミュージシャン達が使っていた楽器を主人公にした曲で、学生の私のこれを聴いて衝撃をうけました!
スネアの皮や、サックスのマウスピースがひそひそ話している、といった歌詞の中にミュージシャンたちがつないできた歴史を、まるでそばでもすするようにサササっと、しかもリズミカルに語ってしまうんですから!
大人になっても飽きない永遠のおもちゃ箱のような歌詞です。
        
4. Can’t Stop / Red Hot Chili Peppers   
なにか困った事があったとき、ウサを晴らしたいとき、気持ちよくドライブしたいとき、うってつけなのがレッチリです!
これはMVも大好きな曲で、個人的にはフルシアンテが居た頃のレッチリで特に好きな曲10選に入ります。
とにかく最高・大好きなバンドで、聴くだけで本当に元気が出ます。
1983年結成ということで私の年齢よりも長く活動しているバンドで未だこうやってかっこいいのですから、リアルロックスターです!
落ち込んでるとき、楽しいとき、がんばりたいとき、リラックスしたいとき、、生活の中へ無条件に入り込んでくる理解力として音楽はすごく自然にそこにあって、特筆すべき演奏や技術、
曲や歌詞は数あれど、文字や言葉では超えられないものが音にはある気がしています。
レッチリはそれをシンプルに実直に長い間体現しているバンドだなあ、、と思います。
そんな様子がうかがえる「Rock and Roll Hall of Fame」でのスピーチが素晴らしいので、おすすめです。


◆東京生まれの沖メイさん。
大学時代にジャズ研究会でテナーサックスを始め、ブラックミュージックや日本の歌謡曲をたくさん聴いて過ごしたそうです。
そして、2013年にZA FEEDOを結成。

2016年からは、エレクトロニカ、民族音楽、クラシック、ジャズ、ロック、動物、猫、インコなどから影響を受けた楽曲でソロ活動も開始。

作詞作曲、サポート活動のほか、デザイナーとしても活動中です。
今年4月には、初めてのソロツアーとしてヨーロッパも回っていました。
詳しくはZA FEEDOのHPをご覧ください!

今月4回に渡っての選曲ありがとうございました!

【ZA FEEDO HP】
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