気になるアーティストを50音順に、坂崎幸之助が独断と偏見で
紹介している≪坂番洋楽データファイル≫(略してSYDF)
今回は「ヒ」の付くアーティスト2回目、ビー・ジーズ大特集(前編)です。
↑ ↑ これは“ジービーズ”
とにかくヒット曲が多い“ビー・ジーズ”。前編・後編と2週続けての大特集です。
『ビージーズ(Bee Gees)』
★英国王室領“マン島”生まれのギブ三兄弟
(長男バリーとロビンとモーリスの二卵性双生児)によるグループ。
1958年、父親の仕事の都合でオーストラリア・ブリスベンに移住。
幼い頃から教会の合唱団に所属し、音楽のキャリアをスタート。
1963年、地元のレコード会社からデビューするや否や
オーストラリアでは大人気に。
それを知った、ビートルズを発掘したブライアン・エプスタインは、
自分の会社の新入社員ロバート・スティッグウッドをオーストラリアに向かわせ、
ワールドデビューの契約を取り付けています。
そして1967年、ギブ三兄弟に、ドラマーとギタリストを加え
5人組のグループとしてワールドデビュー。
♪ニューヨーク炭鉱の悲劇(New York Mining Disaster 1941)
*記念すべきメジャーデビュー曲
*1967年・全米14位を記録。
♪マサチューセッツ(Massachusetts)
*1967年・全米11位、全英初の1位
★この後「ワールド」「ワーズ」「獄中の手紙(I've Gotta Get A Message To You)」等
次々にシングルがヒット。
♪ジョーク(I Started A Joke)
*1969年・全米6位。
♪若葉のころ(First Of May)
*1969年・全米37位。
★「若葉のころ」から2年後の1971年、「若葉のころ」も使われた映画
『小さな恋のメロディ(Melody)』が公開。
イギリスやアメリカではヒットしなかったものの、
日本では爆発的な大ヒットを記録しサントラ盤も大ヒット。
そのサントラ盤に収められたビージーズの曲も
日本独自にシングルカットされ大ヒットします。
♪メロディ・フェア(Melody Fair)
*映画の主題歌
*1971年・日本のシングルチャートで3位を記録
♪イン・ザ・モーニング(In The Morning)
*映画のオープニングを飾った曲
*1971年・日本のチャートで36位
*元々、1965年 "Morning Of My Life" というタイトルで録音された曲。
映画のサントラのため1970年に新たにレコーディング。
タイトルも「イン・ザ・モーニング」に変更。
★「若葉のころ」のリリース後、実は、ギブ三兄弟以外のメンバーが脱退(解雇)、
さらにロビン・ギブのソロシンガーへの独立し、
バリーとモーリスの2人になったり…とグループ存続の危機を迎えていました。
しかし、ロビンのソロも上手く行かず、1970年、改めて兄弟3人での再スタート!
その最初のシングルが全米ナンバーワンを記録し、華々しい再出発を飾りました。
♪傷心の日々(How Can You Mend A Broken Heart)
*1971年・初の全米1位を記録。
★この後の「ビー・ジーズ」快進撃は来週に続きます。
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次の更新はネット局すべてのOA終了後
9月25日(月)21時以降となります。
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