第152回
ゲストは、編集者、評論家の山田五郎さんです。
山田さんは「知識ゼロからの西洋絵画入門」
「知識ゼロからの西洋絵画史入門」など、
美術に関する書籍も書かれています。
山田「しゃべってるだけで出来ないかな〜と思って
聞き書やったんだけど、全部書き直すからダメなんです〜」
杏子「巨匠の履歴書、いいですよね。
美術館に持っていけば、便利だなって思いました。
山田さんのオススメの美術館ってありますか?」
山田「俺ね、大きい美術館疲れちゃってダメで、
フランス・パリにある、元祖ニート画家だった
ギュスターヴ モローの美術館っていうのがあって。
モローの作品は売るために書いてないから全部家にあって
その家を美術館にしたから、1人の画家の脳内が集約されてる。」
杏子「えーー!行きたい!好きなように描いてたんだ〜」
山田「あとね、自分が生涯で1番勉強になったのは、
ロンドンのナショナルギャラリーの地下にある、
偽物ばっかり展示してる部屋。今もあるのかな。
展示作品の横に、”〇〇年×月に、□□の作品だと思って買って、
その後、●●という理由で偽物だとわかりました”って説明されてて。
偽物を見る事で、本物が何かを本物を見る以上にわかるんだよね。」
ロンドンでパスポート盗られ1ヶ月ヒマだった時には、
毎日通い詰めていたそう。すると、学芸員から声をかけられ、
展示されていない作品まで見せてもらえたとか!
杏子「ギターも弾かれるんですよね?バンドやりましょうよ(笑)」
山田「学生の時ね!でももう無駄だなーって。
時々みうらじゅんとやってますよ(笑)
杏子「みうらさんもギターですよね?」
山田「そう。そこに最近、そこに安齋さんがプロの人巻き込んで
ドラムは古田たかしさんだし、小野瀬雅生さんがサイドギター!
もうさ、申し訳なくてさ(笑)」
9月ころに毎年行われる『服部緑地RAINBOWHILL』に
勝手に観光協会Zとして出演されています。
今後やってみたいことは、、、
山田「俺さ、老後の楽しみでとっておいた茶道、書道とか
このままだとやらなくなりそうだよ。」
杏子「私もやりたい!一緒にやりましょうよ」
山田「じゃあ、希望はくずし字が読めるようになりたい。
あ、あと、植物の名前知らなすぎるから、知りたい。
花鳥風月の、”花鳥”をなんとかしたい!
日本人としてまずいでしょ!」
そんな山田さんの Spice Of Life は、”葉”!
山田「葉っぱが好きっていうと、誤解されるんだけど(笑)
俺、タバコとお茶が大好きで。
これから、植物の名前覚えたいし、
葉っぱと共に人生過ごそうかな、って!」
5週にわたり、ありがとうございました!
M1. ブライト / 福耳
M2. I Talk To The Wind / King Crimson
M3. Starless / King Crimson