『坂番洋楽データファイル(略してSYDF)』第145回

気になるアーティストを50音順に、坂崎幸之助が独断と偏見で 紹介している≪坂番洋楽データファイル≫(略してSYDF) 今回は「ハ」の付くアーティスト13回目!


 ↑ ↑ 今回は“かねる”さんからのリクエスト
     両手で頬杖のポーズ

『パワー・ステーション(The Power Station)』
★1985年【デュラン・デュラン】のアンディ・テイラー(G)とジョン・テイラー(B)、
【シック】などのセッションドラマー、トニー・トンプソン(D)、
ボーカルには、実力派のロバート・パーマー(Vo)が参加して結成したスーパーバンド。
バンド名は、ニューヨークの有名な録音スタジオ
(彼らもアルバムのレコーディングで使用した)
「ザ・パワー・ステーション・スタジオ」に由来。
  ♪サム・ライク・イット・ホット(Some Like It Hot)
    *1985年のデビューシングル。全米6位を記録。
  ♪ゲット・イット・オン(Get It On)
    *1985年・全米9位を記録(T-REXの名曲をカヴァー)

『ハワード・ジョーンズ(Howard Jones)』
★1955年2月23日、イギリス・サザンプトン出身のシンガーソングライター。
1983年「ニュー・ソング」でデビュー。
全英チャートで最高3位という好調なアーティスト人生をスタート。
第2次ブリティッシュ・インヴェイジョンの影響もあって、
デビュー当初から日本でも大人気に!
  ♪ホワット・イズ・ラヴ?(What Is Love ?)
    *1983年・全英2位を記録。(全米では33位)
★ハワード・ジョーンズがアメリカで認められたのが、
1985年発表の2ndアルバム『Dream Into Action』からのシングルでした。
  ♪オンリー・ゲット・ベター(Things Can Only Get Better)
     *1985年・全米5位。(全英では6位)
★翌年、この2ndアルバム『ドリーム・イントゥ・アクション 』に収録された曲を、
当時、飛ぶ鳥を落とす勢いだった「フィル・コリンズ」がプロデューサーとなりリミックス。
ドラムとボーカルにも「フィル・コリンズ」が参加しシングルカット。
ハワード・ジョーンズにとって全米チャートで最高の4位を記録する大ヒットとなりました。
  ♪悲しき願い(No One Is To Blame)
   *1986年・全米4位(全英では16位)

『バングルス(Bangles)』
★1981年、ロサンゼルスで結成された女性4人組(バンド名は腕輪=バングルから由来)。
最初、ロスのローカルバンドとして活動。
1984年、アルバム『気分はモノクローム(All Over The Place)』でメジャーデビュー。
しばらくヒットに恵まれなかったものの、デビューアルバムを聴いて
リードボーカルの「スザンナ・ホフス」を気に入った「プリンス」が曲を提供!
1986年の「マニック・マンデー」が全米2位を記録する大ヒット!
そして、この曲を含む2ndアルバム『シルバースクリーンの妖精(Different Light) 』も
全米2位まで上昇。
このアルバムから3枚目にシングルカットされた曲は、
ユニークなビデオも手伝って初の全米1位に輝いています。
  ♪エジプシャン(Walk Like An Egyptian)
    *1986年・全米1位。
★このヒットの後、
サイモン&ガーファンクルの「冬の散歩道」をカヴァーヒット(全米2位)させたあと、
1989年、あの不朽の名曲が生まれました。
  ♪胸いっぱいの愛(Eternal Flame)
    *1989年・全米1位を記録。
    *リードボーカルのスザンナ・ホフスと共に
     ヒットメイカーコンビ(ビリー・スタインバーグとトム・ケリー)が
     ソングライティング。
     この二人は、マドンナの「ライク・アンヴァージン」、
     シンディ・ローパーの「トゥルー・カラーズ」、
     ハートの「アローン」など数々の名曲を作っています。

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