裏ミッドナイト・ダイバーシティ―～正気のSaturday Night～』“俺たち！私たち！地上波ギリギリ芸人”
チャンス大城で～す！
もうどこの馬の骨やと思われていると思うんですけどね、チャンス大城簡単に自己紹介をしますと。
アマチュアのホームレスですね。
芸歴が、千原兄弟さんと同期で、２８年になります。
この間、とんでもない夢を見ましてね、国の新しい法律で、芸歴２５年以上で売れていない奴は射殺されるという夢でして、コラアゲンはいごうまんさんと一緒に殺される夢を見ました。
コラアゲンはいごうまんさんが撃たれる前に、「俺はナベプロの二年目や～。」と言うてました。
すみません、失礼なね、いじっちゃいましたけど。

今日のギリギリトークは、チャンス大城、内蔵が全て逆についていまして、心臓が右にあるんですね～。はい。
臓器が全部逆です！
肝臓から腎臓から全て逆です。
これは１万人に１人いるって言われているんですね。
これいつ分かったかっていうと、僕が小学校１年の時です。
体育館で内科健診があって、お医者さんがいて、縦に何人も並んでるでしょう。
僕の出番になって、お医者さんにお腹を出したら、聴診器を身体にあてるわけですよ。
そうしたら、お医者さんが何回も同じところを往復するんですよ。
左右、左右。
そうしたら、そのお医者さんが「中止や～。」って言うんです！
左右にいるお医者さんを全員集めて、「この子心臓が右にある！」って言って、
医者が医者に聴診器を聞かせて、タワレコの視聴みたいに、その時に右にあるって分かったんですよ！

あの・・・。
僕は尼崎出身でね、不良の街なんですよ。
不良がいっぱいいて、窓ガラスも割られているような学校に行っていたんです。
僕はそこでいじめられっ子でね。
中学の時のあだ名が、サウザーって言うんですよ。
何で、サウザーかっていうと、北斗の拳の聖帝サウザー、このサウザーも内蔵が全部逆なんですよ！
ケンシロウが思考が逆だから分からないんですよ。
聖帝サウザーって最強に強いやつなんですよ！北斗の拳では、超有名な！
それで、僕の中学の時のあだ名がサウザーでしょ、うわさがこじれましてね、隣町の番長まで噂がいきまして・・・
マンモス菊池君っていうんですけど、不良界のスーパースターですよ。
兵隊連れて僕の学校まで来たんですよ！
校舎の前でね、「サウザーを出せ～！」って言うんですよ。
みんな教室から見ていて、「お前行って来い！」って言うんですよ・・・。
僕なんかめっちゃいじめられっ子ですよ・・。
丸坊主で鼻水垂らして・・・。
行って来い！いうから、「分かりました」言うて、近づいて行ったら、
マンモス菊池君が「お前、だれじゃぁ？」って言うんですよ。
「あ、どうもサウザーでございます。今日は、本当にわざわざ遠方から来ていただいて・・」って前説みたいになりまして、
そうしたら、「お前ほんまにサウザーか？」って聞かれて、「はい！」って言って、「心臓触らせろ！」って言われて、菊池君が右の胸に手を当てて来たら、右胸がどくどく言ってるので、「お～！」と言って、ボクシングの構えになりまして、「お前ほんまにサウザーやんか！」って言って。
うわぁ～きっついなぁ。俺もうしばかれるのいややなぁ～いややなぁ～思って、もう息が出来なくなってしまって、白目を向きはじめていたら、菊池君が僕に言うんですよ、「こいつと喧嘩したらアカン！」って。
そうしたら、兵隊が「なんで？なんで？菊池くんなんで喧嘩せえへん？」って言うんです。
菊池君が「こんな悲しい目の奴初めて見た。」って言って、帰って行ったんです。
ビックリしましたけどね・・。

あとはAEDっていうのがあるんですよ。
AED！電気ショック与える奴！
AEDってもし、僕の心臓が止まるじゃないですか、普通は左の胸のところと、右のわき腹のところにAEDのパッドを貼るんですよ。
で、僕は内蔵が全て逆なので右に当ててもらいたいんですよ。
この話を千原せいじさんにしたんですよ。
「僕どうしたらいいですかね？僕心臓が右なのでAEDのを右にあててもらいたいんですよ。」って。
「なんか、タトゥーでもほっとけや～。」言うて、「AEDやるかたへ」言うて「僕は心臓が右にありますので、こことここに電気ショックを与えてください。」言うてね。
「せいじさん、僕プールやサウナが好きやし、プール、サウナが行かれへんでしょう。」
「おめーな、人が生きるか死ぬかの時に何を言うとんじゃー！」って言われて、ビックリしました。

あ、あと高校の文化祭で何をしたかというと、定時制高校に行っていたんですよ、皆いい加減でね、普通はたこ焼き屋やろ～うとか喫茶店やろ～うとかいろいろあると思うんですよ。
でも、「ほんなら、大城の心臓が右にあるから、「恐怖右男」をやろう」って言うんですよ。
見せもん屋をやろうって、「なんやねん恐怖右男？」って聞いたら「大城心臓が右にあるから、聴診器で一人三百円でかわしてな、大城のこの右にある心臓の音を聞かそうって言うんですよ。
それで、「分かった～！」言うたんです。
本番始まってね、カーテンが「パッパパパッパッパー」って開いて、「恐怖の右男！」って言って、三百円払って皆が心臓の音を聞くんですよ、「ドキドキ」、「あ、右に心臓があるわ。」ってね。そうしたら、「だからどないしたんや！」って言われてめちゃめちゃ滑った記憶があります。

はい、以上心臓右男、「恐怖心臓右男」のお話でした。
よかったらまた来週もまた聞いてくださいね～。
チャンス大城でした～！