今年は、神戸開港150周年のという年なんですが、
皆さんはご存知でしたか？

私は、神戸との繋がりが、ずいぶん前からあって、
中学生の時に神戸ポートアイランド博覧会で演奏や
港島行われている「みなとじまコンサート」には、
10年ほど前からたびたび出演。

2014年には、神戸市の港島学園の校歌も作らせていただきました。

そんなご縁もあり、5月19日に神戸ポートピアホテルで開催された
神戸開港150年記念の式典と祝賀会で、音楽の構成と演奏を担当しました。



打ち合わせを重ねるうちに、
祝賀会の１コーナーでピアノを弾くのではなく、
全体をピアノで彩ってほしいとのありがたいお話になったんです。

そこで、色々提案させていただきました。

たとえば、列席者がスピーチをされる時の音楽。
神戸市長など、スピーチをされる方が壇上に来られるまでの間をピアノ演奏で繋ぐんですが、、、

神戸は日本でジャズの発祥と言われているので、
ジャズのスタンダードを「茶色の小瓶」や「 Fly me to the moon」を演奏。

他にも、神戸が発祥と言われるモノにちなんだ曲をメドレーで演奏しました。

神戸発のものは、たくさんあります。
コーヒー、洋菓子、映画、ゴルフ、オリーブ、マラソン、水族館などなどなど。

そこで、コーヒーは西田佐知子さんやザ・ピーナッツ、
井上陽水さんらがカバーしている「コーヒールンバ」
洋菓子は、数日後に AKBが開港イベントに参加されると聞いていたので、
「恋するフォーチュンクッキー」
マラソンは、爆風スランプの「ランナー」を演奏。

海外のお客様も喜んでくださいました。

さらには、ご臨席していた秋篠宮殿下が入場される時も、
ピアノを弾かせていただきました。

この時は、ちょうど数日前に眞子さまのご婚約が報道されたばかり。
会場中がお祝いムードだったので「音楽は日本らしい曲にしたい」と思い、
雅楽の「越天楽」をピアノアレンジで演奏。

そして、退場される時は「春の海」を弾きました。

この「春の海」は、神戸市生まれの作曲家
宮城道雄さんの作品ということで、
その意味でも神戸開港150周年にふさわしい曲だったと思います。

また、式典のオープニングは、
神戸開港150年の歴史をまとめた映像に合わせて
ピアノを弾かせてもらいました。

港の開港時、ポートピア開催、神戸空港開港など、
それぞれのシーンに合わせてピアノのメロディを構成。
まさに劇伴のような作品に仕上がりました。



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♪OAした曲♪

●イパネマの娘　／　Joao Gilberto & Stan Getz
●見果てぬ夢を探して　／　西村由紀江　※生演奏
●パームトゥリーの下で見る夢は　／　西村由紀江　※生演奏