2017.4.26~ 「5月オススメの映画。人生のSpiceは...」

第135回 ゲストは、映画コメンテーターの有村昆さんです。 

年間500本ほどの映画を見るという有村さんは、
バカデミー協会会長として、B級映画も愛しています。
「毎日ステーキだと、珍味に走りたくなるって、
 日本では未公開とか、くだらないZ級の映画を知りたくなるんですよ。
 劇場では客が入らないと見込んで、いきなりDVDになる、という作品、
 DVDストレート、の作品を研究するようになったんですよ。」
最近のB級映画は、サメ映画がアツイ!そう。

有村さんに、5月公開で注目作品を3本紹介していただきました。

1本目は、役者の半生がそのまま役に投影されている、
『マンチェスター・バイ・ザ・シー』。

2本目は、12個の宇宙船が地球上に現れる『メッセージ』。
「SFみたいな話かなと思ったら、答えが違うところにあって。
 この作品で素晴らしいのが、12の国が連動しないと
 メッセージが解読できないっていうところです。
 イギリスがEU離脱したり、トランプ政権でアメリカファーストになったり、
 まとまろうとしていた世界が、自国を優先するようになった今、
 “連動することが大切だ”っていうメッセージが含まれているように感じました。」

3本目は、MARVEL作品で注目度の高い、
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス』。
タイトル通り、ばっちりの選曲のリミックスが楽しめる作品なのだそう。

たっぷりお話しいただいた有村さんの人生のスパイスは、、、
「やりたい事をとことんやる!!
 これ、とことん、というのがポイントですね。
 やりたい事は、やれば良いんですよ!今すぐやれば良い!
 それぞれの事情があるんでしょうけど、“でも”は止めようっていう。
 これ、自分へのメッセージでもあるんですけど(笑)
 それで、ツイてる、ツイてる!ですね(笑)」

M1. Girl  /  秦基博 
M2. I'm Beginning to See the Light / Ella Fitzgerald and The Ink Spots 
M3. Escape (The Pina Colada Song)  / Rupert Holmes