「モノブライト」のベーシスト・出口博之さんは何故特撮にはまったのか!?

(前編) スキマなゲストにロックバンド「モノブライト」のベーシスト・出口博之さんをお迎えしました。出口さんが得意とする特撮のお話を伺いました。 (2017年1月24日、31日OA分)



出口さんは、バンド界きっての特撮マニアとして非常に有名ですが、音楽のお仕事のほかに、特撮関係のコラムの執筆や特撮DJとしてイベントにも出演されています。
そんな出口さんが特撮を好きになったきっかけは何だったのでしょうか?

出口さんが生まれた1982年に「メタルヒーローシリーズ」の宇宙刑事ギャバンの放送が開始され、出口さんが2歳の時には宇宙刑事シャイダーが放送されていて、お母さまと一緒に見ていたそうです。当時のお母さまは、主役の円谷浩さんが好きで、出口さんにも番組を見させていたそうです。誕生日やクリスマスのプレゼントは必ず、宇宙刑事シャイダーの本、図鑑、おもちゃだったそうです。

ここで五郎さんが、小さいころにはまるのは分かるけど、何で大人になってまた特撮好きに戻ったのか聞きました。

大人になって戻ったのは、中学の頃に音楽に目覚め、ギターを習い始めたそうで、その時に大槻ケンヂさんのエッセーを読み感銘したとの事。
また、大槻さんの曲を聴くと、昔聞いたことがある言葉がたくさん出てきて、色々と調べていくうちに自分もはまってしまっていたそうです。

五郎さんいわく、大槻ケンヂさんは、ロックに中野(オタク)の文化を持ち込んだ男だそうで、出口さんもその中の一人になったのかという事でした。

ちょうど出口さんの世代は、ウルトラマンなどが放送されておらず、仮面ライダーのみ放送されていたそうで、出口さんは、ウルトラマンや戦隊モノの図鑑をさかのぼって読み込んだそうです!



ここで、しょこたんから「一番好きな特撮作品は?」と聞かれると、出口さんは「二時間は悩む~。」と答えていました。(笑)

しょこたんが、スーパー戦隊系で好きなのは?と言いかえると、出口さんが「鳥人戦隊ジェットマン」が好きだという事でした。
内容が好きだという事で、一昔前のトレンディ―ドラマ系で仲間同士で三角関係に発展し、キスシーンなどもあったとか。

ちなみにしょこたんは、「電子戦隊デンジマン」が好きなんだとか!

仮面ライダー系だと、出口さんは「仮面ライダー響鬼」が好きで、これもやはり内容が好きで、響鬼のヒロイックな姿が好きだそうです。
中学生の男の子を弟子にして戦っていく姿が、金八先生を彷彿とさせるそうで、そこがまた良いそうです。

ウルトラマンシリーズでは、昨年末まで放送されていた「ウルトラマンオーブ」が好きで、いつも登場する防衛チーム隊がないことが斬新で好きだと言い、五郎さんからは、「出口さんはストーリーにはまるんだね、僕は特撮の技術にはまる。」と言われていました。

しょこたんもボソッと「ストーリーはどうでもいい。」と呟いていました。(笑)

(後編へ続く。)