2017.2.15~ 「イジメからの脱却。世界へ飛び出し生きるパワー!」

第125回 ゲストは、メイクアップアーティスト、 TAKAKOさんです。

幼少期は、愛知県名古屋市で過ごされていました。
「小さい時は、引っ込み事案でね…(笑)
 でもよくしゃべる子で、内弁慶だったんですが、
 小学校4年くらいで変わりましたね。」
小学校4年の時は、帰国子女の男の子たちと話していて、
そこでやっと男性とも話せるようになったそう。
中高は私立の女子校に進学。

「私いっぱいイジメを受けていて、
 イジメからの脱出で強くなった感じですね。
 小学校の時は、学区外通学だったからイジメの対象になって
 黒板も机も椅子も全部悪口。私のイジメ新聞もあって(笑)」
脱却のきっかけになったのは、”TAKAKOさんの明るいキャラクター”。
イジメに屈しず、悪口を消して普通に授業に臨んでいたのだとか。
「結局、いじめっ子は私と仲良くなりたかっただけだったという
 オチがあるんですけど(笑)
 負けないっていうのが大事ね。そこで、イジメられる現実に
 “私は弱い”、”私はダメ”って思っちゃダメよね。
 ”私はいじめられるほど、特別なのよ” て思うとことから!
 でも難しいよね、イジメから脱出するって。」

そんなTAKAKOさんに、親御さんは
世界の広さを感じるようにと
高校1年の夏休み、ヨーロッパ1ヶ月ツアーに行くように勧めます。
「すべて貴女の住んでる世界は小さいぞ、と。
 世界を見て器を大きくしてきなさい、って!
 移動だけはしてくれるんですけど、ほぼ自由行動で、
 イタリア、ロンドン、パリ、ギリシャぐるぐる周るの」
日々、言葉も通貨が変わり、大きな刺激になったそう。

当時はまだインターネットもなく、世界の状況を
日本国内で知るのは厳しい時代でした。
そのため、ロンドンの街にショックを受けたのだとか。
「だって、町中がオシャレなんだもん!!
 女の子はポンパドールしてるし、男の子はロカビリーで、パンクで。
 クラブでは、アンティークのドレス着て踊ってるし。
 何このまち!映画ーー!って。何やってんだ日本!って(笑)」
”ロンドンかぶれ”が染み付くほどのショックだった、というTAKAKOさんは
高校卒業後にすぐ、ロンドン留学を決意しました。

「留学するって言っても、まだ電話帳くらいしか伝がなくて。
 親には、留学は大学よりもお得だよってプレゼンしたら、
 東京に出るよりロンドンに行きなさいって言われて」
ロンドンに到着して、空港への迎えが手違いで無く、
トラブルから始まりました。
なんとか語学学校、日本人ばかりだったリーゼントスクール、
そして日本語を使わないようにと、ブライトンの姉妹校に行かれます。
その後メイク学校へ行き、必死に勉強する日々を送ったのだとか。


M1. パイオニア / 山崎まさよし
M2. Train In Vain / The Clash
M3. LA LA (Means I Love You) / Swing Out Sister