眼下に見下ろす気仙沼湾は太陽の光を反射して輝いている。
港には多くの漁船が停泊し、その周りの道路は車の往来がひっきりなしだ。
風はまだ冷たいが、その匂いは真冬ではなく、春が近い事を予感させる。
東日本大震災から間もなく6年が経とうとしている。
今の気仙沼の風景からは想像もつかないくらい、あの震災は町を破壊した。
いや、気仙沼だけじゃない。あの震災は東北の多くの町の姿を、人の命を奪っていった。
あれから6年…。
今回のテーマは『明日へ歩む人たち』だ。
6年という月日はここで暮らす方々にとって、どんな時間だったのか。
その中でも前へ向かって進んでいる方々の声は、お話しは、どんなものなのか。
我々は宮城県気仙沼市を訪ねた。
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