2016.11.16~ 「19歳からスタートした、ダンス人生」

第112回 ゲストは、ダンスアーティストのケント・モリさんです。

ケントさんがダンスを始めたのは19歳。
興味はあったものの、きっかけがなく、
更には、いまさらという気持ちのまま、大学進学と共に上京。

小中学はバスケ部、高校では部活には所属せず、毎日あそんでいたのだそう。
「音楽もファッションも好きだったし、街に繰り出したくて(笑)
 笑う事が好きなので、迷惑かからない程度の事をして、爆笑して、
 家に帰ってくる、みたいなことしてましたね。
 高校の時は、全く運動しなかったんでひどい身体でしたね」

千葉の柏にある大学に進学。
「名前に東京って付くから、東京だと思ってて。
 田舎から出たくて来たのに、地元よりもさらに田舎みたいなところで、
 オリエンテーションの帰り、涙で前が見えなかったの覚えてます(笑)」

海外のエンターテイメントを見ていたが故に、日本のダンスを見たときに、
”見てきたのと違う”、”このレベルだったらイケるかも”と思ったのだそう。
その後、ダンスの道に入る決心をしたのは、19歳の誕生日、
アメリカ・ロサンゼルスでの出来事でした。
「そのときに初めてアメリカを経験して、ここだ、と。
 自分の探していたものがそこにあって、ここに骨を埋めたいと
 本当に、強く、強く思ったんです」
それ以来、長期休みに入るたびに年数回渡米し、
最終的には、大学中退、単身渡米を決意されました。

「その時は、日本が大嫌いで、アメリカに行ったんです。
 だから、アメリカの自由さ加減、アメリカナイズされている部分は心地よくて。
 今では、日本が超大好きですけどね!(笑)
 当時、日本に自分の居場所がなかったので、
 アメリカでのカルチャーショックもその時楽しかったんです」
アメリカで銃の事件にも巻き込まれた事も。

トレードマークの髭は、生えてから一度も剃った事がないそう!
「いつかは剃った自分も見てみたいとは思いますけどね〜
 これ剃って、髪の毛も整えたら、若返ると思うんですよね。」


M1. 再燃SHOW / さかいゆう
M2. Black And White / Michael Jackson
M3. Beat It / Michael Jackson