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富士山「お中道」さんぽ

今日は、富士山の「お中道(おちゅうどう)」を散歩してみましょう。

お中道は、富士山の五合目から六合目のあたり、標高およそ2300メートルから2800メートルにかけての高さで富士山をぐるりと一周するコースのことです。元は、富士山を信仰する冨士講の道でしたが、現在は崩落などにより一周のコースは分断され、河口湖五合目から大沢崩れまでが残されています。

このコースは森林限界ギリギリの高さなので、樹林の中を散策することができ、直射日光を浴びずに涼しいハイキングを楽しめます。暑い夏にはぴったりです。

お中道は行くんぐの起点は、河口湖五合目がおすすめ。駐車場も宿泊施設もある、富士山で最もにぎわう場所です。お中道の入り口は「富士山五合目バス停」のすぐそばにある宿泊施設「雲上閣」の右の階段から。石畳の道がまっすぐに樹林帯に延びていますのでこちらからどうぞ。しばらく行くと、今頃は白やピンクに花開くハクサンシャクナゲの偶成が迎えてくれるはずですよ。

ほかにも、周辺ではヤマホタルブクロやムラサキモメンヅルなど数多くの花を見ることができます。そしてぜひ立ち寄りたいのが「奥庭」です。奥庭は、溶岩の上に茂った木々が美しく庭園のように広がる場所。見上げれば富士山頂も一望できる、コース最大の景勝地です。スタート地点から約1時間の場所です。

今日は富士山中腹の「お中道」を歩きました。

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