2016年10月8日

西村由紀江のSmile wind



9月12日に鹿児島で開催された、音楽宅急便「クロネコファミリーコンサート」にゲスト出演。

普段は宅急便で“モノ”を届けているヤマトホールディングス株式会社が、
音楽を届けている音楽宅急便 「クロネコファミリーコンサート」。

スタートは1986年で、毎年、全国各地で開催されている本格的なクラシックコンサート。

今年は7月11日の徳島県・鳴門を皮切りに、全国9か所でコンサートを実施。

鹿児島は、9月12日に鹿児島市民文化ホールで開催されました。

「クロネコファミリーコンサート」は、フルオーケストラによるクラシックの演奏を中心に、
地元合唱団との演奏や観客が参加するコーナーなど、小さな子どもから大人まで、誰でも気軽に楽しめるプログラム。

“本物の音楽を年齢や地域を越えたすべての人にお届けしたい”という想いがを込められています。

今年で31年目となる「クロネコファミリーコンサート」ですが、私が出演したのは今回が初めて。

毎回、本格的なオーケストラが演奏を聞かせてくれるんですが鹿児島では九州交響楽団が演奏を披露。

指揮を執るのは、山形交響楽団の音楽監督や
東京交響楽団の正指揮者を務める、飯森範親さん。

映画「のだめカンタービレ」で指揮の指導をした方。

そんな本格的なクラシックコンサートで私は、オリジナル曲「希望」とハチャトゥリアン作曲「剣の舞」をオーケストラと演奏。

他に「ぼくもわたしもクロネコ音楽隊!」というコーナーでは、
子供たちが銘々に好きな楽器を持ち寄ってみんなで演奏する「ドレミファソレシド」という曲にピアノで参加。

アンコールでは、「ふるさと」を会場の皆さんと共に歌いました。
「クロネコ音楽隊」では、木琴、リコーダー、マンドリン、サックスなど、
子供たちの好きな楽器を家から持ってきてもらいます。

舞台に上がってもらい、それぞれの楽器で「ドレミファソラシド」を合奏。
そこに私のピアノ、そしてオーケストラみんなでハーモニーを付けるので、壮大なサウンドになります。

同じ「ド」の音でも、奏でる楽器が違うと響きが全然違うのもおもしろいですね。

地域の少年少女合唱団と、オーケストラが協演するコーナーでは地元の池田学園の子供たちが『あめつちのうた』をうたいました。

『あめつちのうた』は、「クロネコファミリコンサート」のために、2013年に書き下ろされた合唱曲で、
作詩は作家で国文学者の林望さん、作曲は作曲家の上田真樹さん。

池田学園の合唱部は、2008年の「クロネコファミリコンサート」にも参加しているんですが、
実は、その時は有志メンバーだったそうです。

その後本格的に合唱部を発足したということで、
「クロネコファミリコンサート」の歴史を感じました。

今では、様々なコンクールで賞を獲るようにまで成長。
指揮の飯森範親さんは、当時の池田学園の子供たちの声を覚えているので、
こんなに上手になるなんてと感動していました。

ちなみに、飯森さんは桐朋の先輩。心強い存在でした。

10月11日・火曜日には、今年最後となる音楽宅急便 「クロネコファミリーコンサート」が、神奈川県横浜市で開催されます。

どんなコンサートになるのか、今から楽しみです。

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