『坂番洋楽データファイル(略してSYDF)』第123回

気になるアーティストを50音順に、坂崎幸之助が独断と偏見で 紹介している≪坂番洋楽データファイル≫(略してSYDF) 「ト」の付くアーティストは今回がラスト!



今回のラインナップは・・・
『トロッグス(The Troggs)』
★1964年、英国・ハンプシャー州で結成された男性4人組。
「キンクス」の育ての親/ラリー・ペイジが手がけたグループ。
彼らの代表曲は、大リーグなどでおなじみのナンバー。
 ♪恋はワイルド・シング(Wild Thing)
 *1966年、2週連続の全米1位(全英チャートでは2位)
 *ジミ・ヘンドリックスやジェフ・ベックもカバーしてる曲。
  1989年公開の映画『メジャーリーグ』で、ロスのバンド
  「X(エックス)」がカバーし再び注目を集めました。

『トンプソン・ツインズ(Thompson Twins)』
★1977年、英国・シェフィールドで結成されたバンド。
デビュー当初は7人編成でしたが、バンド内での不和のため
1983年から男性2人、女性1人からなる3人組で再出発。
サウンドも、当時流行していたシンセポップをベースに、
“ヘタウマで けだるい”という 当時流行った独特なボーカル法で
次々にヒット曲を放ちました。
 ♪ホールド・ミー・ナウ(Hold Me Now)
 *1984年・全米3位を記録。
 *1986年、男性メンバーが1人抜け2人組に…。
   1993年グループの解散を発表。

『ドン・ヘンリー(Don Henley)』
★1947年7月22日、アメリカ・テキサス州グリマー生まれ。
リンダ・ロンシュタットのバックバンドを経て、
1971年グレン・フライと共に「イーグルス」を結成。
ソロアーティストとしての本格的な活動は、
1982年の(最初の)「イーグルス解散」発表後にスタート。
 ♪ジョニーの青春(Johnny Can't Read)
 *ソロとしての記念すべき第1弾シングル
 *1982年・全米42位。
 ♪ダーティ・ラウンドリィ(Dirty Laundry)
 *ソロ第1弾アルバム『アイ・キャント・スタンド・スティル』からの2ndシングル。
 *1983年・全米3位まで上昇。
★1984年、2枚目となるソロアルバム
『ビルディング・ザ・パーフェクト・ビースト』を発表。
ここからのシングルは、印象的なビデオがMTVを中心に
OAされたこともあって大ヒット!
 ♪ボーイズ・オブ・サマー(The Boys Of Summer)
 *1984年秋リリース、翌1985年、全米シングルチャート5位を記録。 *グラミー賞「最優秀男性ロック歌手賞」を受賞
★1989年、3枚目となるソロアルバム『エンド・オブ・ジ・イノセンス』を発表。
 ♪エンド・オブ・ジ・イノセンス(The End Of The Innocence)
 *1989年・全米8位。
 *アルバムはグラミー賞「最優秀男性ロック歌手賞」受賞。
★その後、2000年4枚目のソロアルバム『インサイド・ジョブ』、
昨年2015年にはミック・ジャガーやドリー・パートンなど
豪華なアーティストたちが参加したアルバム『カス・カウンティ』をリリース。

『ドン・マクリーン(Don McLean)』
★1945年10月2日生まれ、ニューヨーク州出身のシンガーソングライター。
10代の頃フォークミュージックのトリコになり、ギターを手に曲作りをスタート。
1970年、アルバム『タペストリー』(アルバムチャート 111位)でデビュー。
翌1971年に発表した2ndアルバム『アメリカン・パイ』は大ヒット!
 ♪アメリカン・パイ(American Pie)
 *1972年、アルバム・シングル共に全米1位を獲得。
 *8分30秒もあるこの曲、当時シングル(ドーナツ盤)になった時、
 A面「アメリカン・パイ(パートⅠ)」B面「アメリカン・パイ(パートⅡ)」として発売されました。