『左官の話』原田宗亮さんと福吉奈津子さんでした!

スキマなゲストは、原田左官工業所から、 社長の原田宗亮さん、女性左官職人の福吉奈津子さん をお迎えして『左官の話』をテーマにお送りしました!

様々なものを塗って塗って、塗りまくる、それが「左官」というお仕事。
何千種類ものコテを利用して、大きな場所から小さなスキマまでピシっと仕上げます。
5万円近くするこての握り具合に一目惚れしちゃった五郎さんは置いといて・・・
コテでなんでも作っちゃう、龍でも虎でも作っちゃう、まさに芸術家のお仕事なのであります。


師匠が厳しい!5年くらいはコテすら持たせてもらえない!なんてのは、今や昔。
いきなり映像を見ながら塗り方を練習し、すぐに実践で左官としての経験を積んでいくそうです。
職人の世界も変わってきているんですね。


コテの種類は、数千円のコテから数万円のコテまで様々。
五郎さんは、最高級の5万円台のコテに惚れまくり、触りまくりです。


塗る前の色と乾いたあとの色は変わってしまうので、調整をするのはとっても大変。
それでも、お客様のイメージするものをしっかりと形にできるのが、いい職人さんって
言われるそうです。
ちなみに乾いていない床に猫があるいて、足跡が残っちゃった・・・なーんて話も聞きますが、
最近では「わざと足跡をつけてほしい!」なんて要望も多いそうですよ。職人さんは大変ですね。

女性だからできないと言われたくない!という福吉さん。
今では頑張っている福吉さんを指名してくれる依頼主さんもいるそうです。嬉しいですね!
本当は疲れて眠い時間にもかかわらず、スタジオに来てくれた原田さんと福吉さん。
ありがとうございました!!

<原田左官工業所 ホームページ>
http://www.haradasakan.co.jp/