Vol.34 「ジーパン」のちょっとイイ話。

Vol.34 「ジーパン」のちょっとイイ話。

ダンディーなマスター・谷村新司と、
ちょっぴりセクシーなウェイトレス・倫子ちゃんがお送りする
「谷村新司のcaféダンディズム」
今週もお聞き下さりありがとうございます(^^♪

前回、ボブ・ディランのツアーTシャツを颯爽と着こなし、
嬉しそうにスタジオ入りしてくれたマスターですが…
マスターって、本当にオシャレさんなんです♪
色の使い方はもちろん、さりげない着こなしの中に
必ず“テーマ”みたいなものを感じる……
さじ加減が絶妙に上手!という印象があります(^_-)-☆

そんなオシャレなマスターの気まぐれメニューより、
今週のテーマはズバリ「GパンとTシャツ」!
この組み合わせを上手に着こなせる人って、
本当の意味で、オシャレ上級者さん!という感じですよね!

マスターもおっしゃっていましたが、
「GパンとTシャツ」スタイルは、その人の“こだわり”がわかる
究極の組み合わせ!
まさにその通りだと思います。

思い返してみれば、マスターもかなり「Gパン」率が高いような
そんな気がしますが…
(スタッフeyesによると、マスターが着用しているデニムは
イイ感じの抜け感があり、かなりステキです!!!ハイ♡)
今でこそ、日本でもポピュラーなアイテムであるGパンですが、
マスターとGパンの出会いは、中学生の頃。
まず、映画「エデンの東」で、あのジェームス・ディーンが履いていた
ことで知り、その後‥日本でも販売されるようになったといいます。

初めてGパンを買いにいった時の微笑ましいエピソードや
70年代に大流行した「ベルボトム」のお話も
とっても楽しかったですが… 今週も来ました、
「目からウロコ、耳からもウロコな、マスターのうんちく」
“Gパン編”!!!

皆さんもご存知の通り、Gパン用語の一つに「インディゴ」って
ありますよね?
いわゆるGパンの色素成分をさす言葉なんですが、
「インディゴ」とは、つまり「藍染」のことなんです。

Gパンとは、元々アメリカ南部で発祥したものなんですが、
何故‥インディゴ(藍染)にしたのか!?
それは、このインディゴ(藍染)から発せられる成分(ニオイ)は
毒を持つヘビが嫌うものだから、なんだそうです。
(そういえば、南部あたりにガラガラヘビって生息していそうですよね。
ひゃーーー(+o+))
元来、Gパンは作業着として作られた…という話を聞いたことも
あるので、作業している者たちを守る為に、、、
という目的もあったんでしょうか。(スゴイな~)

さらに! マスター曰く「実は剣道の道着や、兵隊さんのゲートルも
藍染。藍染には“傷を悪化させない”という成分もある」とのこと。
そしてそして「浴衣も藍染。徳島県には藍畑があって、ヒバリはその藍畑に
卵を産むんだけど、それは卵がヘビに食べられないように…ということ」

はぁーーーー。(byスタッフココロの声)

「つまりは「Gパンと浴衣」って、繋がっているんだよね!」
(byマスター)
‥‥ハイ、参りました~!!!

我々が日常的に着ている&履いている「Gパン」には
こんな素敵なエピソードがあった!
ということで、今週も「アッパレ、マスター!」ヽ(^o^)丿

谷村新司の「caféダンディズム」
来週も元気に開店します(^O^)/