6月29日(月)オヒル ノオト


毎回、気になる人をゲストに招いたり、気になるものやイベントを紹介したり、
あなたの好奇心をくすぐっていきます「オヒル ノオト」のコーナー。

さて、雨の多い季節です。
この季節はお部屋でゆったりと読書をしたいもの。

今日は“ちょっと小粋な「古書のお店」”が増えているらしい…
とウワサの神戸・元町エリアに注目。
本日は古書店「エメラルドブックス」のオーナー小西池裕介さんにお電話でお話を伺いました。

ありがとうございました!

【エメラルドブックス|ブログ】
http://emeraldbooks.blog.fc2.com/

【Twitter|エメ長さん】
https://twitter.com/eme_cho_san

ここ2,3年の神戸・元町エリアは新しいお店、若い人がオーナーをやっているというお店がちょっとずつ増えているのだそうです。

そして、一言に「古本屋さん」と言っても、”古本と雑貨”だったり、"古本とレンタルギャラリー"だったり、エメラルドブックスさんでは"古本とお茶が飲める"など、
古本屋さんオンリーでされているというお店は逆に少ないのだとか。

2013年にオープンし、現在3年目を迎えたエメラルドブックスさん。
コチラは店内の写真ですが、
とてもおしゃれで、古本屋さんというイメージをガラリと覆すような雰囲気でもありますが、
お店作りのこだわりとしては、
「キレイな感じ、そして好きな方もいらっしゃるかもしれませんが”本の匂い”のしない古本屋さん」
という、そんなこだわりがあるそうです。

古本特有の匂いではなく、コーヒーの匂いが楽しめる古本屋さんのエメラルドブックスさん。
販売しているほとんどの本を喫茶スペースに持ち込み読むことができるのだそうです。

「じっくり読んで、本当に気に入ったものを買っていっていただければな」と小西池さんはおっしゃっています。

このご時世、ゆっくりと選ぶ時間を与えてくれる場所はなかなかないですよね。


【お昼ノート】

本日小西池さんに教えていただいたお昼ノートは、
『花隈も熱くなってきています!』

神戸の元町、詳しくは西元町にエメラルドブックスさんがあります。
西元町は元町から徒歩で20分程進んだところにある地区。

そんな西元町と一本筋を隔てたところに花隈(はなくま)という街があります。
この、西元町・花隈エリアが今、若い世代の方が個人でカフェなどをされているというお店が結構増えてきてるのだとか。

西元町に続いて、熱くなってきている花隈。
「一緒くたに盛り上がっていけるといいなあ」と小西池さんもおっしゃっていました。

「神戸の方でも、このエリアには用事がない限りあまり行くことがない」
そうおっしゃっていましたが、このまま盛り上げ、たくさんの人が足を運んでくれるようにと、みなさん力を合わせています!

『神戸古本屋お遍路巡り』

6月26日から7月26日までの1ヶ月の間、
7つの古書店で本を買うと各店舗オリジナルの「御朱印」を記帳できるという、『神戸古本屋お遍路巡り』が開催されています!

巡礼できる店舗は、「エメラルドブックス」「書肆スウィートヒアアフター」「トンカ書店」「honeycombBOOKS」「ポレポレ書舗」「輪寺荘図書室(ぴらにや
カフェ)」「ワールドエンズ・ガーデン」の全7店舗。

1店舗につき、500円以上ご購入になりますと御朱印をいただけます。

各店舗で色がありますから、揃えている書籍も異なります。
「このお店にはこんな本が揃えられているんだな!」なんていう楽しみ方もありそうですね。

こういった企画を一緒になってされている古書店のみなさん。
ライバルという感覚はゼロ!
巡礼できる店舗の中でも「エメラルドブックス」「トンカ書店」「honeycombBOOKS」「ワールドエンズ・ガーデン」の4店舗では『コウベボーダーズ』というユニットを組んでいるというぐらいの仲の良さ!素敵ですね。

コウベボーダーズのみなさんでいろいろな企画をし、盛り上げています!
【コウベボーダーズ|Twitter】
https://twitter.com/kobeborders

最後に「古書店って入るきっかけが無いんだよなぁ…」なんて思っているリスナーの方に向けて古書店のおもしろさ、メッセージをいただきました!

「古書店のおもしろさは、やはり一期一会。
タイトルだけを見ていても、自分の興味のないジャンルのものとかでもポンッと目に飛び込んでくるのは、きっと縁があるのだと思います。
そういったものをちょっとパラパラッと読んでいただければ、もしかしたら何か、新しい出会い・発見があるかもしれませんよ。」

あなたも古本屋さん巡り、してみませんか?

【神戸古本屋お遍路巡り|エメラルドブックスさんのブログより】
http://emeraldbooks.blog.fc2.com/blog-entry-658.html