12月25日(木)オヒル ノオト

毎回、気になる人をゲストに招いたり、
気になるものやイベントを紹介したり、
あなたの好奇心をくすぐっていきます
「オヒル ノオト」のコーナー。

今週のクリスマスウィークは
【オヒル ノオト】スペシャルエディション!
世界各地にお住まいの方に電話を繋ぎ
クリスマス風景をリポートしていただきます。
今日は、「クリスマス・ノート・フロム・フィンランド!」
フィンランド・西海岸ポリ市にお住いの、セルボ貴子さんにお話をお伺いしまた。

●フィンランドはいま何時ですか
→現地は、朝の5時27分!朝早くから、ありがとうございます!

●貴子さんは、いつごろからフィンランドに暮らしてらっしゃるのですか?
→ロンドン留学中に、知り合ったフィンランド出身のご主人と結婚してから引っ越して、間もなく14年!

●お住まいのポリ市は、フィンランドのどのあたりにありますか?
→ヘルシンキから、車で3時間半ぐらい西北に行ったところ。
  8万人が住む、フィンランドでは、中都市規模の街。
  東京に住んでおられたのセルボ貴子さんは、人の少なさに驚いたそうな。

●今日はクリスマス!お天気はどうなりそうですか?この時期の気候は?
→暖冬でしたが、月曜から雪が降り、ホワイトクリスマスに!
  気温は、なんと-13℃!これが、普通だそうです!

●サンタクロース村もありますし、クリスマスといえば フィンランドというイメージなんですが・・・
 12月という月が、フィンランドの方々にとっては大切な月、なんですよね?
→親戚が里帰りしてくる、日本のお正月みたいなイベント!なんと9月から準備するとのこと。
  サンタクロース村は、北部のラップランドにあり、そこには年中サンタクロースがいます!
  いろんな言語が話せるサンタクロースがいて、なんと日本語が話せるサンタクロースも!!!

●日本とココが違う!というクリスマスの行事や、食べるものなどありますか?
→フィンランドは伝統的に豚の骨付きモモ肉に塩をして大きな塊ハムとしてオーブンでじっくり焼きます。
  7kgなら7~8時間、といった風に大きいほど時間も長くなります。


●クリスマスツリーは、どうするのか?
→本来はツリーはイブの前日ごろに自分の森、または親戚、知人の森に行き、
目をつけておいたトウヒを切り出してくるのが正統派!
出来ない人は、ツリー市で自分の家の天井の高さに合うツリーを買うそうです。
  ちなみに、セルボ貴子さんはご主人たちが切り出したそうな!

●ツリーに特別な飾りつけがあるの?
→昔は、本物の蝋燭を飾っていた!今はその名残で、ローソク型の装飾が多い!

●フィンランドで今年2014年、象徴的な出来事といえば、なにかありましたか?
→ソチ・オリンピックで数十年ぶりに男子クロスカントリースキーで金メダルを取ったこと!

●フィンランドといえばクリスマスのほかに、ムーミン!というイメージです。
今年は作者のトーベ・ヤンソンさん生誕100周年という事で日本でもイベントがいろいろ
行われていましたが、フィンランドでも盛り上がっていましたか?
→ムーミンだけでなく、トーベ・ヤンソン関連のイベントでさまざまな盛り上がりがありました。
  まずは大回顧展が国立美術館で3月から半年開催され、30万人が訪れました。この回顧展は
現在10月から横浜を皮切りに日本を巡回中です。

ちなみに、セルボ貴子さんは、トーベ・ヤンソンさんの伝記の翻訳の仕事の縁の関係でなんと
  この回顧展に3度も行ったそうです!