11月18日(火)オヒル ノオト


毎回、気になる人をゲストに招いたり、
気になるものやイベントを紹介したり、
あなたの好奇心をくすぐっていきます
「オヒル ノオト」!

今日は、繊維専門商社・豊島株式会社の
中村洋太郎さんをスタジオにお迎えして、
オーガニックコットンを通じた環境への取り組み
「オーガビッツ」についてお伺いしました!


オーガニックコットンとは、農薬や化学肥料を3年以上使用していない農地で有機栽培された綿花のこと。
このオーガニックコットンを通して、
ちょっと(bits)ずつ地球環境に貢献しようという取り組みが「オーガビッツ」。
例えば、衣類にちょっとだけオーガニックコットンを混ぜ、地球環境にやさしい服を増やしていったり、
オーガニックコットンを使った服に寄付金をつけて社会貢献活動をしたりしています。
http://orgabits.com/

【お昼ノート】
本日、中村さんから教えていただいた、ノートにメモしたくなるような情報は…
「オーガニックコットン100%=”肌にやさしい”ではない」
…という、意外なことを教えていただきました。

厳しい基準を満たしている有機栽培のコットン。
オーガニックだし、肌触りもいいし、きっと肌にいいのだろう…なんていうイメージがあったのですが、
実は、普通のコットンも、衣服になったときには農薬は検出されないんだとか。
綿から糸、そして生地になって製品に…という段階で農薬が落ちて、
私たちの手元に届くときには、ふつうの服も、オーガニックのものも変わりがないそうです。

ただ、普通のコットンと異なる点もあります。
それは、環境への負荷。
オーガニックコットンの栽培量が増え、有機農地が拡大することで、水質保全や土壌の活性化につながり、
さらには、二酸化炭素の削減効果や、農家の方々の農薬被害の改善にも役立つとのこと。

ただ肌触りがいいというだけではなく、
着る人・作る人・地球をつなぐ環境繊維だということを知ったお昼ノートでした。