11月11日(火)オヒル ノオト


毎回、気になる人をゲストに招いたり、
気になるものやイベントを紹介したり、
あなたの好奇心をくすぐっていきます
「オヒル ノオト」のコーナー。

今日注目したのは…
文房具屋さんの風景・試し書き。







ということで、今日は試し書きコレクターの寺井広樹さんにお話を伺いました!
寺井さんが試し書きコレクターとしての道を歩まれたのは7年ほど前。
ベルギーの町で見かけた試し書きの「一枚の絵としてのバランスの良さ」に気づいたことがきっかけでした。
以降、日本はもちろん世界各地の試し書きを収集。
それにとどまらず展覧会を開催するなどの活動を行っていらっしゃいます。

「試し書きの魅力は無意識のアートだ!」と語る寺井さん。
何気なく書かれた文字や絵、数字が、一つの集合体として成立している様は、確かにアートそのものでした!

http://tameshigaki.org/


【お昼ノート】
試し書きというと、特に深く考えることなく
思いのままに書くという方が多いのでは?

実際に寺井さんのコレクションを拝見しても、
好きな言葉・名前の一部・イラストだったり、
はたまた解読不能な何かだったりと、
試し書きならではの自由さが満ちていました。

ただ、寺井さんによると、書き心地を確かめるのにいい文字があるとか!
それは…


漢字の「永」!
この写真の向かって右下にご注目下さい。
この紙、実は筆記具メーカー製の試し書き用紙なのですが、
下の方に、うっすらと「永」という漢字が並んでいるのがご覧いただけるでしょうか?
この「永」という字、「点・止め・はらいが全部入っている」ので試し書きにぴったりなのだとか。

皆さんも次にペンを買うときは「永」を書いてみて、お気に入りの一本を探してみてくださいね♡