『気象衛星ひまわりの話』西山宏さんでした!


今回のスキマなゲストは
三菱電機株式会社
鎌倉製作所 宇宙システム
第二部
ひまわりプロジェクト部長
の西山宏さんをお迎えして、
『気象衛星ひまわり』をテーマ
にお送りしました!

お値段がおよそ150億円、およそ3.5トンもあるという、ひまわり8号。
静止衛星と呼ばれていますが、細かい微調整はガスを噴射して自分で微調整もしちゃいます。
今まで白黒だったのが、カラーになったのは、まさに8号のおかげ!

それにしても、日本を写す位置がずれないように、自らガスを噴射して調整しているとは、
驚きでしたね。
ひまわり8号のスピードは秒速10キロ。時速に直すと36000キロということなので、
東京から大阪の間を、およそ56秒で移動できるスピードです。
日帰り出張のサラリーマンは寝る暇もないってことです。

また、衛星の重さのほとんどが燃料で、「ヒドラジン」と呼ばれる超猛毒な物質。
なんだかグッときますね。
ひまわり8号が打ち上げられたのが2014年10月で、実際に使い始めたのが今年の7月。
間のおよそ9ヶ月は何をしていたのかというと、カメラの動作チェックやチューニングの作業に
使われたんだそうです。打ち上げたらすぐ使えるってわけじゃあ、ないってことです。


メインとなるカメラは、直径およそ30センチ。
日本だけを見ているのかと思いきや、インドからハワイくらいまではざっくりと見れているとか。
視界の広さは、まるでサッカー界のスーパースター、クリスティアーノ・ロナウドのようですね!

そして名前を変えないのは縁起を担いでいるため。
思い切って「ロナウド9号」って名前にすれば、抜群のキープ力を発揮するかもしれないので、
次の名前決定の時には、西山さん、宜しくお願い致します!