『コウモリの話』三笠暁子さん登場でした!


今回のスキマなゲストは、
『コウモリの会』事務局の三笠暁子さん。
テーマは『コウモリ』でした!

コウモリの生態や自然界での役割を調査するため、
1992年に発足した『コウモリの会』
三笠さんがコウモリの魅力を感じたきっかけは、
精子ごと冬眠をするメスのコウモリの謎。。。
えらいところに食いついたものです。


日本には35種類、世界にはおよそ1200種類が生息。
空を飛ぶために、自らの足の筋肉を細くし、
結果、今のような逆さまにつり下がる生活になったと言われています。
そんなコウモリの超音波は、相手の大きさ、位置、種類はもちろん、
表面の固さまでわかってしまうという万能スキル!
三笠さん曰く、横向きなものはいるけれども、逆さまじゃないコウモリの種類は見たことがないそうです。

そんなコウモリですが、先祖的に似ている動物は何と馬や猫!
寿命はおよそ20年~30年。子供は1年に1頭だけ産んで大切に育てる。
知れば知るほど、いちいち予想を裏切るのがコウモリの生態です(五郎さん談)

さらに「ドラキュラ」のイメージで血を吸うイメージが強いコウモリですが、
全体の中でたった3種類。しかもほ乳類の血を吸うのは1種類。
吸うというか、牛のしっぽをよけながら大さじ1杯の血を舐める程度。
たまにしっぽにやられて牛舎で絶命しているコウモリも見かけるそうです(笑)

そしてしょこたん一番の感心事『交尾』ですが、
実はあまり詳しくわかっていないのが現状。
さかざまのままマウンティングをするものとか、
交尾後に『交尾栓』なるもので閉じてしまうものもあるそうです。栓って・・・

知れば知るほど面白くてかわいいコウモリ。
今年は8月23日(土)24日(日)福島県安達太良山を舞台に
「第20回コウモリフェスティバル」を開催!
興味を持っちゃったという人は、ぜひ参加してみてくださいね☆


三笠さんのいらっしゃる『コウモリの会』はこちら!
⇒ http://www.bscj.net/index.htm