ゆづみんにおすすめしたい小説

ゆづみちゃん、こんにちは。

いつもラジオを聞いていると、ゆづみんはおいしいものを食べるのが好きみたいなので、こんな小説はどうでしょうか。
近藤史恵さんの「ときどき旅に出るカフェ」という、タイトルの通り、店主の女性が旅行先で見つけた料理を再現して出しているカフェが舞台の連作短編集です。

たとえば、1話目に登場するメニューは、表紙にも写真が載っている「苺のスープ」!
苺を使った料理で、ジャムでもジュースでもなくスープだなんて、ちょっと変わっていますよね。でも、読んでいるとすごくおいしそうなんですよ。
そんなふうに、珍しくて食べたことのないようなメニューがいろいろ出てくるお話なので、食事のシーンを読みながら「どんな味がするんだろう?」と想像するのがおもしろいです。

それに、そのカフェがとても居心地よさそうで、本当にこんなお店が近所にあったら行きつけにするのにな~、なんて思っちゃいます。

珍しくておいしいものが食べられるお店っていうところは、ちょっと「のぶ」にも似ている気がしますね。
ゆづみんが興味を持ってくれたらうれしいです。

Irohaimura

大阪府 / 女性 2020/9/3 10:51