あたしのお弁当の思い出

わたしが高校に入学するとき、母が、「お母さん、高校生の時自分でお弁当作っとってんで。あんたも自分で作り」と言ってきました。
嘘やろ!?って思いましたが、卵焼きの作り方を丁寧に教えてくれたり、「この辺は適当に冷凍食品ぶち込んどったらええねん!」と、隙間を埋める方法などお弁当の作り方を教えてくれたりしました。そんなこんなで2年半、毎朝自分でお弁当を作っていました。
高3になり、受験が近づくと、朝ご飯の時も勉強をするようになり、お弁当は母が作ってくれるようになりました。
母が作る卵焼きは私が作る卵焼きよりふんわりしてて、綺麗な黄色でとても鮮やかです。
わたしは2年も作り続けたのに母に負けた気がして、とても悔しかったです。
今では、にょきラジを、聴きながらいかに速く完成させるかお弁当と勝負しています!

はるぴよの唄

兵庫県 / 女性 2020/3/27 10:02