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山歩きでついついやってしまいがちなこと

初心者がついついやってしまいがちなこととは?

こんにちは、アウトドアナビゲーターの渡部郁子です。

さて、今日は「春から山歩きを始めたい」という山歩き初心者さんへのアドバイス。
「初心者がついやってしまいがちなこと」をお話ししましょう。

まずは、場合によっては命に関わる「登山道を外れて歩く」ことについて。
低い山なら登山道の両脇は木々が茂った林や森です。
そこは踏み固められていない道であり、思わぬ怪我や遭難の入口でもあります。

また、あなたがそこを歩くことにより、地面の土が踏み固められ、
植物の生育を阻むことにもなります。
    
つまり登山道を歩くことは、あなた自身の安全と自然への配慮が両立できるのです。

綺麗な花を見つけた、と思っても道を外れて行かないように気をつけてくださいね。

また、お花を摘んで帰るのも基本的にはやってはいけません。
国立公園や特別保護区になっていない場所でも、植物、落ちている木の実、昆虫、
すべての生き物は、その地域の生態系の一部ですから、写真に撮ったりスケッチに
収めたりして思い出として持ち帰りましょう。

そしてもう一つは、山に登る前のこと。山歩きは朝が早いので睡眠不足になりがちです。
その状態で山を歩くと体力・判断力・注意力が低下しますから、思わぬ事故に遭ってしまう
かも知れません。

「明日の山登りが楽しみだ!」とワクワクする気持ちを上手にコントロールして、
しっかりと睡眠を取るようにして下さいね。

さあ、あなたも美味しい空気を味わいに出かけましょう!







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