坂番洋楽データファイル第101回 「テ」で始まるアーティスト
「テ」の付くアーティストはまだまだ続きそうだなぁ。
今日もほとんどマトモに聞いたことはないアーティストでしたが
ディキシーチックスの女子の
ギタリストのテクニックがすごかったですね。
フィドルやバンジョーを弾く女子が日本でもいればカッコイイのになあ。
坂番洋楽データファイル(略してSYDF) 第101回
今週は「テ」「で始まるアーティストの4回目。
ラインナップは・・・
『ディキシーチックス(Dixie Chicks)』
★1989年、アメリカ・テキサス州ダラスでマーティとエミリーの
「エルウィン姉妹」を中心に結成された女性4人組のカントリーポップバンド。
結成当初は、ブルーグラスを主体としたサウンドで活動。
ブルーグラスの世界では「最優秀バンド賞」にも選ばれ、カントリーの中心地テキサスや
ナッシュビル周辺では人気を博していましたが、一般的な知名度はいまひとつ。
そして1995年、ボーカルを担当していた2人が脱退。
「エルウィン姉妹」だけとなったディキシーチックスは強力なボーカリスト
ナタリー・メインズを迎え入れ1997年ついにメジャーデビュー。
すると1stメジャーデビューアルバム『ワイド・オープン・スペイシズ(Wide Open Spaces)』
からのシングルが3曲連続全米カントリーチャートでナンバーワン。
アルバムもアメリカだけで1200万枚以上の売上を記録。
そしてジュリア・ロバーツとリチャード・ギア主演の映画『プリティ・ブライド』のサントラ盤に新曲を提供すると
一気に幅広い層の人気を獲得しました。
♪レディ・トゥ・ラン(Ready To Run)
*映画「プリティ・ブライド」のサントラ盤に提供した曲。
*チャートは全米39位でしたがグラミー賞の「最優秀カントリーボーカルグループ賞」を受賞。
★「プログレッシブ・ブルーグラス」「ネオ・トラディショナル・カントリー」と称され、
全米各地でのコンサートは大入り満員、アルバムを出せば大ヒットでミリオンセラー。
2006年発表のアルバム『テイキング・ザ・ロング・ウェイ(Taking The Long Way) 』は
カントリーのみならず、ポップチャートでも見事ナンバーワンに!
♪ノット・レディ・トゥ・メイク・ナイス(Not Ready To Make Nice)
*グループにとって最高の全米シングル4位まで上昇。
★この後、エルウィン姉妹は「コート・ヤード・ハウンズ」というグループを結成。
リードシンガーのナタリー・メインズはソロ活動をスタート。
ディキシーチックスとしての活動はほぼ休業状態となっています。
『テイク・ザット(Take That)』
★1990年、イギリス・マンチェスターで結成された男性5人の「ボーイズグループ」。
15歳の時にBBCが主催したコンテストで準決勝まで進んだ、
ゲイリー・バーロウを中心とした実力を兼ね備えたアイドルグループ。
デビューと共に、本国全英チャートではシングル、アルバム常にトップ。
BBCでは「UK音楽史上ビートルズ以来、最も成功したグループ」と報じられています。
♪バック・フォー・グッド(Back For Good)
*1995年、全米7位を記録。
『ディー・クラーク(Dee Clark)』
★1938年11月7日、アメリカ・アーカンソー州生まれの黒人シンガーソングライター。
シングルヒットは何曲がありますが、今でもアメリカのオールディーズ専門のラジオ局で
雨の日にはかけられる曲といえばこの曲!
♪悲しくないさ(レインドロップス)(Raindrops)
*1961年、全米2位を記録。
★1980年代終わりから様々なホテル等で開催されるオールディーズサーキット
(懐かしの歌手たちによるパッケージツアー)に参加し、この曲を歌い続けていましたが、
1990年12月62歳の若さで亡くなっています。
『D.J.ジャジー・ジェフ&ザ・フレッシュ・プリンス(D.J.Jazzy Jeff & The Fresh Prince)』
★1986年、アメリカ・ペンシルヴァニア州フィラデルフィアで結成されたラップ/ヒップホップ・デュオ。
基本的にはジャジー・ジェフ(ジェフ・タウンズ)がDJ&バックトラック(音作り)を担当し、
フレッシュ・プリンスが作詞&ラップを担当。
ちなみに、フレッシュ・プリンスは、のちに俳優として大スターになる「ウィル・スミス」!
活動7年の間で最もヒットしたのが1975年、クール&ザ・ギャングの
「サマー・マッドネス」をサンプリングして作った曲。
♪サマータイム(Summertime)
*1991年、全米4位まで上昇。
*グラミー賞「最優秀ラップデュオ賞」を受賞
★フレッシュ・プリンスことウィル・スミスが俳優として忙しくなったので1993年にグループは解散。
『テイスト・オブ・ハニー(A Taste Of Honey)』
★1971年、アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルスで結成された女性2人・男性2人の4人組。
女性2人、ジャニス・ジョンソンがギターを弾きながら歌い、ヘイゼル・ペインがベースを弾きながら歌う。
そしてキーボードとドラムの男性陣がバックを固めていました。
♪今夜はブギ・ウギ・ウギ(Boogie Oogie Oogie)
*1978年、全米1位。
*この年のグラミー賞で「最優秀新人賞」に輝いています。
♪スキヤキ '81(Sukiyaki)
*1981年全米3位まで上昇。
*ご存じ、坂本九さんの「上を向いて歩こう」(63)のカバー。
次回 「坂崎さんの番組」という番組は・・・
【999回目の坂番】 ~1000回記念特別企画~
THE ALFEE 3人揃い踏み!