『坂番洋楽データファイル(略してSYDF)』第100回
←3月18日にリリースされた
「THE ALFEE デビュー40周年
スペシャルコンサートat日本武道館」
よろしくお願いします!
ディオンヌ・ワーウィックさんは改めて聞きましたが
プロデューサーや作曲者によって歌い方も表現方法も違っていて…
素晴らしいシンガーだと再確認させていただきました。
我ながら勉強になる坂番であります。
ライブCD、良いですよォ。ヨロシクです!!
『坂番洋楽データファイル(略してSYDF)』 第100回
『坂番洋楽データファイル』も100回目を迎えました!
でも、まだ、「テ」の付くアーティスト特集です。
今回のランナップは・・・
『ディオンヌ・ワーウィック(Dionne Warwick)』
★1940年12月12日、アメリカ・ニュージャージー州生まれ。現在74歳。
ニューヨークのレコーディングスタジオで「バックコーラス」や
「デモテープ用の歌手」として働いていた彼女を見つけたのが
ポップス界最高の作曲家の1人バート・バカラック。
まさに、バカラックと相棒の作詞家ハル・デヴィッドが作った歌のため最高の表現者」。
デビュー曲は1962年の「Don't Make Me Over」で、全米チャート最高21位をマーク。
そしてディオンヌの人気を決定的にしたのが↓↓この曲。
♪ウォーク・オン・バイ(Walk On By) *全米6位を記録。
★この大ヒットを皮切りに「小さな願い」「サン・ホセへの道」
「エイプリル・フール」等々、数々のバカラック作品をヒットさせています。
♪恋よ、さようなら(I'll Never Fall In Love Again)
*こちらもバカラック作品。1970年、全米6位まで上昇。
★1970年代に入ると、バカラック専門歌手からの脱皮をはかりレコード会社も移籍。
そしてリリースされたのが、人気も実力もある黒人コーラスグループ「スピナーズ」との曲。
♪愛のめぐり逢い(Then Came You)/ディオンヌ・ワーウィック&スピナーズ
*1974年、全米ナンバーワン。
*ストリングスをバックに、華麗で甘い都会的なソウルサウンドで、
彼女にとって初の全米1位をもたらしました。
★この後、5年ほど不振にあえいだディオンヌ・ワーウィックですが、
1979年、当時、大人気だったバリー・マニロウをプロデューサーに迎えた「涙の別れ道」が大ヒット!
この曲でグラミー賞「最優秀女性ポップ歌手賞」受賞。この勢いに乗って、1980年には
バリー・ギブ(ビー・ジーズ)をプロデューサーに迎えて放ったのが、この曲でした。
♪ハートブレイカー(Heartbreaker)
*1983年、全米10位まで上昇。
*ソングライティング&バックコーラスもバリー・ギブが全面参加。
★この頃から「ジョニー・マティス」「ルーサー・ヴァンドロス」などとのデュエット、
コラボレーションが多くなっていきます。そして、その集大成的なナンバーが
1985年の年末に発表した「アメリカ・エイズ研究財団」のためのチャリティシングル。
この曲には「エルトン・ジョン」「グラディス・ナイト」「スティーヴィー・ワンダー」が参加しています。
♪愛のハーモニー(That's What Friends Are For) /ディオンヌ&フレンズ
*1986年、4週連続の全米1位を記録。
*グラミー賞「最優秀楽曲賞(Song of the Year)」受賞。
*作者はバート・バカラック&当時バカラックの奥さんだったキャロル・ベイヤー・セイガー。
『ディキシー・カップス(The Dixie Cups)』
★1963年、アメリカ・ルイジアナ州ニューオーリンズで結成された黒人女性3人組のコーラスグループ。
メンバーは「バーバラ・アン」と「ローザ・リー」の“ホーキンズ姉妹”+いとこの「ジョアン・マリー・ジョンソン」の3人。
1964年、ニューヨークのレッド・バード・レコードと契約。1stシングルの「愛のチャペル(Chapel Of Love)」は
R&Bチャート&一般ポップチャートでも1位を獲得。
♪愛のチャペル(Chapel Of Love) *1964年、全米1位(3週)
★ちなみにディキシー・カップスは、ジョアン・マリー・ジョンソンに代わって、
アセルグラ・ネヴィル・ゲイブリエルが加わり、今でも3人組で活動中。
『デキシーズ・ミッドナイト・ランナーズ(Dexys Midnight Runners)』
★1978年、イギリス・バーミンガムで「ケビン・ローランド」を中心に結成された8人組。
結成から4年後の1982年、本国イギリスを中心にヨーロッパ各国で「カモン・アイリーン」が大ヒット。
当時流行ったニュー・ロマンティック系のバンドとは一味違うサックス、フルート、
トロンボーンといった管楽器を使ったノスタルジックなサウンドで注目されました。
そして、翌1983年にはアメリカでも、この曲がナンバーワンに輝いています。
♪カモン・アイリーン(Come On Eileen)
★リーダーのケビン・ローランドを中心に激しいメンバーチェンジを繰り返しつつも、
今も活動中(今年で結成37年目)
次回「坂崎さんの番組」という番組 ゲスト:ブリーフ&トランクス