『坂番洋楽データファイル』 第87回
←久しぶりのDOVE
西暦2525年、好きだったなあ。
当時アルバム買っちゃったし。
よく刀根君とハモってた想い出あります。
セルメンは、あの当時の洋楽の香りがします。
よくラジオから流れていたなぁ。
セックスピストルズはあまり聞かなかったわ。
ガチャガチャしていたからかな(笑)
『坂番洋楽データファイル(略してSYDF)』 第87回
長らく続いた「ス」で始まるアーティストが前回で終わり、
今回は「セ」で始まるアーティスト特集!
『ゼーガー&エヴァンス(Zager & Evans)』
★1964年、アメリカ・ネブラスカの大学生、デニー・ゼーガーと
リック・エヴァンスが結成したポップフォークデュオ。
とにかく大ヒットした「西暦2525年(In The Year 2525)」は、
ゼーガーが大学在学中に作詞・作曲。
1968年、マイナーレーベルからリリースしローカルヒット。
翌1969年、メジャーレーベルからリリースすると、あっという間に全米No.1!
♪西暦2525年(In The Year 2525)
*1969年、全米シングルチャート6週連続のno№1でした。
『セックス・ピストルズ(Zager & Evans)』
★1975年、ロンドンで結成された元祖パンクロックバンド。
ロンドンのファッションストリートとして有名なキングス・ロードで
「SEX」というブティックを経営していたマルコム・マクラーレンが、
店の店員を中心に作ったのがこのバンド。
リードボーカル「ジョニー・ロットン」の独特なボーカルを筆頭に、
粗削りでシンプルなロックンロール、反体制的な過激な歌詞、
それに安全ピンなどを使った斬新なファッションで一気に人気となりました。
♪アナーキー・イン・ザ・UK(Anarchy In The U.K.)
*デビューシングル。1977年、全英33位。(全米ではチャートインせず)
*この曲が収録されたアルバム『勝手にしやがれ!!』は全英アルバムチャートで堂々の1位に輝いています。
♪ゴッド・セイヴ・ザ・クィーン(God Save The Queen)
*1977年、全英シングルチャート最高2位を記録。
★その後、メンバーの脱退などもあってデビュー2年足らずで解散。
しかし1996年から何回もの再結成を繰り返しています。
『セリーヌ・ディオン(Celine Dion)』
★1968年3月30日、カナダはモントリオール生まれ。
幼い頃から抜群の歌唱能力に恵まれ、わずか13歳で本国カナダでアルバムデビュー。
1984年、パリのオランピア劇場に最年少(16歳)で出演するなど、
数々の国際コンテストでグランプリを総なめに。
そして1990年、アルバム『ユニゾン』でアメリカをはじめとする
インターナショナルデビュー。
♪美女と野獣(Beauty And The Beast)with ピーボ・ブライソン
*ディズニーアニメの大ヒット作の主題歌でした。
*1992年、全米9位。
★翌1993年、「ザ・パワー・オブ・ラヴ」が初の全米№1に!
そして1996年の「ビコーズ・ユー・ラヴド・ミー」も№1!
とにかく絶好調のセリーヌ・ディオンが1998年にリリースしたスーパー大ヒット曲が・・・
♪マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン(My Heart Will Go On)
*1998年、アメリカのみならず世界各国で№1を獲得。
売上枚数も世界で1800万枚以上のセールスを記録。
★ちなみに、↑の大ヒットの前に日本でヒットした曲が・・
♪トゥ・ラヴ・ユー・モア(To Love You More)
*1995年、日本の洋楽シングルチャートで1位を獲得。
「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」が日本でのシングル売上
20万枚なのに対しこの「トゥ・ラヴ・ユー・モア」は、
ドラマ『恋人よ』の主題歌ということもあり130万枚以上のセールスを記録しています。
『セルジオ・メンデス(Sergio Mendes)』
★1941年2月11日、ブラジルはニテロイ生まれの73歳。
幼い頃から、リオデジャネイロの音楽学校でクラシックピアノなど
音楽の基礎を学び1950年代後半にジャズ、そしてボサノバの道へ。
1965年、活動の拠点をアメリカに移し、翌66年、女性ボーカル2人
を中心に、バック4人の6人組ユニット【セルジオ・メンデス&
ブラジル'66】としてアルバムデビュー。
♪マシュ・ケ・ナダ(Mas Que Nada)
*1966年、アメリカでは47位だったものの、オランダやハンガリーで1位を獲得、
ヨーロッパ&日本で大ヒット。
★ジャズ、ポップス、ロックの名曲をボサノバでカバー。次々とヒットを放っていきます。
♪フール・オン・ザ・ヒル(The Fool On The Hill)
*ご存じビートルズのカヴァー。
*1968年、全米6位を記録。
♪スカボロー・フェア(Scarborough Fair)
*サイモン&ガーファンクルのカヴァーは1968年、全米16位。
★1970年代に入ると、グループ名を【セルジオ・メンデス&ブラジル'77】へ。
そして70年代最後には【セルジオ・メンデス&ブラジル'88】へ変更。
さらに80年代に入るとセッション名は消滅。
「セルジオ・メンデス」という個人名義で、その時々にボーカリストを
フィーチャーし、アルバム制作、ライヴと精力的な活動を続けています。
次回「坂崎さんの番組」という番組、ゲストは井乃頭蓄音団。