『坂番洋楽データファイル (略してSYDF)』第82回
スティーヴン・スティルさんには
本当に憧れてコピーさせていただきました。
オープンチューニングやチョーキングビブラート等々。
よく練習したなあ。
スティーリー・ダンは、もっとキチンとCD聴いてみよう。
才能あるユニットですからねぇ。
勉強、勉強。
『坂番洋楽データファイル(略してSYDF)』 第82回
今回は「ス」で始まるアーティストの7回目。
『スティーヴン・スティルス(Stephen Stills)』
★1945年 1月3日生まれ
アメリカ・テキサス州ダラス出身のシンガーソングライターでギタリスト。
10代の終わりに音楽の道に進むことを決意し大学を辞め、数々のバンドに参加。
まだイーグルスに加入する前のドン・フェルダーとバンドを組んだり、
ザ・モンキーズのオーディションなどを受けたりもしていました。
1966年、リッチー・フューレイとニール・ヤングと共に
バッファロー・スプリングフィールドを結成し3枚のアルバムを発表。
バッファロー・スプリングフィールド解散とほぼ同時に
マイク・ブルームフィールドやアル・クーパーと組み アルバム『スーパーセッション』を発表。
1969年、ジョニ・ミッチェルの家で出会ったバーズの
デヴィッド・クロスビーとホリーズのグラハム・ナッシュと共に
【クロスビー、スティルス&ナッシュ】を結成、
アルバム『クロスビー、スティルス&ナッシュ』をリリース。
その後、バッファロー・スプリングフィールドで一緒だったニール・ヤングが加わり
【クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング】としてアルバム『デジャ・ヴ』等を発表。
スティルスは、グループ活動と平行して
1970年、初のソロアルバム『スティーヴン・スティルス』をリリース。
♪愛への讃歌(Love The One You're With)
*アルバム『スティーヴン・スティルス』から
*1971年、全米14位まで上昇。
*コーラスに、リタ・クーリッジ、クロスビー&ナッシュ、
ジョン・セバッシャンが参加。
★1stソロアルバムには【CSN&Y】のメンバーをはじめ、
エリック・クラプトン、ジミ・ヘンドリックス、リンゴ・スターといった
豪華なゲストも参加。
1971年、2ndソロアルバム『スティーヴン・スティルス2』をリリース。
この中から【CSN&Y】結成前に書いた曲「チェンジ・パートナーズ」
(全米43位)に続いて、この曲↓↓がシングルカット。
♪メリーアン(Marianne)
*1971年、全米42位を記録。
★その後、スティルスは元バーズのクリス・ヒルマンと
【マナサス】を結成したり、クロスビーやナッシュと共に
【CS&N】を再結成したりと現在も精力的に活動を続けています。
『スティーリー・ダン(Steely Dan)』
★1972年、アメリカ・カリフォルニア州ロスアンゼルスで結成された
ジャズ・ロック・グループ。
大学で知り合った、ドナルド・フェイゲンとウォルター・ベッカーが
ソングライターとして活動をスタート。
2人で作ったデモテープがレコード会社に認められ、
デビューが決まりロサンゼルスに移住。
そこで、ジェフ・バクスターなどの知り合いのミュージシャン達を
呼び寄せ【スティーリー・ダン】結成。
♪ドゥ・イット・アゲイン(Do It Again)
*1972年発表のデビューアルバム『キャント・バイ・ア・スリル』から。
*73年、全米6位まで上昇。
★ドナルド・フェイゲンとウォルター・ベッカーは、
LIVEよりも曲作りとスタジオでのレコーディング中心の活動を希望。
レコーディングでは、曲ごとに、“名うて”のスタジオミュージシャンを
起用し、他のメンバーとの溝が深まっていきます。
♪リキの電話番号(Rikki Don't Lose That Number)
*1974年発表の3rdアルバム『プレッツェル・ロジック』から。
*1974年、全米4位。
*バックコーラスには、ティモシー・B・シュミットが参加。
★この後、【スティーリー・ダン】は、ドナルド・フェイゲンと
ウォルター・ベッカーの2人のユニットとなり、曲ごとに最高の
スタジオミュージシャンを起用するように。
そんな集大成的な名盤が、1977年に発表された『彩(エイジャ)』。
♪ペグ(Peg)
*当時、まだ無名ギタリスト:ジェイ・グレイドンをギターソロで
採用。
*1978年、全米11位まで上昇。
*バックコーラスにはマイケル・マクドナルドが参加。
*アルバム『彩(エイジャ)』は、全米3位を記録、
初のプラチナアルバムとなり、
1978年グラミー賞で「最優秀録音賞」を受賞。
♪ヘイ・ナインティーン(Hey Nineteen)
*約1億円の制作費を投じ作られた1980年発表のアルバム
『ガウチョ』から。
*1981年、全米10位を記録。
★『ガウチョ』をリリース後【スティーリー・ダン】は活動停止。
2人はソロ活動をスタート。しかし2000年にグループは再結成し
アルバム『トゥー・アゲインスト・ネイチャー』を発表。
♪カズン・デュプリー(Cousin Dupree)
*2000年、全米アダルトコンテンポラリーチャート30位。
*この曲で、翌年のグラミー賞「最優秀ポップグループ賞」を
受賞。
*アルバム『トゥー・アゲインスト・ネイチャー』は、
グラミー賞「最優秀アルバム賞」
「最優秀ポップボーカルアルバム賞」「最優秀録音賞」を受賞。
♪ブルース・ビーチ(Blues Beach)
*2003年発表のアルバム『エヴリシング・マスト・ゴー』から。
次回 「坂崎さんの番組」という番組
ゲスト:Qoo Bee Littleさん