PROGRAM NO.2013-032  8/8~8/12


『坂番洋楽データファイル(略してSYDF)』 第77回

テナーギターを弾いています。
1930年代のギブソンです。



スザンヌ・ヴェガねぇ。
懐かしいなぁ。
あと、あの頃、下北沢のジャックポットで毎日のように聞いた「スターズ・オン45」。
初めて聞いた時は「やられた~!!」と思ったものです。
ビートボーイズのキッカケにもなったしね。久々に聞いてキュンとしたです。



『坂番洋楽データファイル(略してSYDF)』 第77回


今回のSYDFは「ス」で始まるアーティスト特集の2回目。
ラインナップは・・・・
『スザンヌ・ヴェガ(Suzanne Vega)』
★1959年7月11日、カリフォルニア州サクラメント生まれ。
  子供の頃から作詞をはじめ、名門コロンビア大学在学中は
  グリニッジヴィレッジのライヴハウス等でパフォーマンスを披露。
  1984年、レコード会社と契約。
  1985年、アルバム『街角の詩(Suzanne Vega)』でデビュー。
  1987年、2ndアルバム『孤独(Solitude standing)』をリリース。
  このアルバムからの1stシングルは「児童虐待」をテーマにした
  重い内容にも関わらず見事、全米3位を記録する大ヒット。
   ♪ルカ(Luka)
★日本ではコーヒーの粉末状クリームのTVCMに使われ有名となった
  アカペラの曲もアルバム『孤独(Solitude standing)』に
  収録されていますが、この曲を90年にイギリスのDJチーム
  (D.N.A.)がリミックスして発表、世界中で大ヒットしました。
   ♪トムズ・ダイナー(Tom's Dinner)/
                   D.N.A.feat. スザンヌ・ヴェガ
★ちなみに、
  今年7月、『フジロックフェスティバル '13』に出演しています。

『スージー・クアトロ(Suzi Quatro)』
★1950年 6月3日、アメリカ・ミシガン州デトロイト生まれ。
  1965年、3人の姉と共に「ザ・プレジャー・シーカーズ」という
  グループを結成、1969年に独立。
  1970年にイギリスの大物プロデューサー、ミッキー・モストに
  見そめられイギリスへ。
  1972年、ミッキー・モストがオーナーのラックレコードから
  「ローリング・ストーン」というフォークっぽい曲でイギリス・デビュー。
  しかしさっぱり売れず、路線変更!
  売れっ子ソングライターチーム
  (ニッキー・チンとマイク・チャップマン)を迎え、ハードロック路線へ。
  コスチュームも全身黒の革のツナギとなり、
  芸名の表記もからへ変更。
   ♪キャン・ザ・キャン(Can The Can)
    *1973年、イギリスをはじめ、ヨーロッパ各国でナンバーワンを
      記録!
★1973年、イギリスでは3枚のシングルの大ヒットで
  「最もシングルを売り上げた女性アーティスト」に選ばれています。
   ♪悪魔とドライブ(Devil Gate Drive)
    *1974年、初の全英ナンバーワン。
   ♪ワイルド・ワン(The Wild One)
    *1974年、全英7位を記録。
★当時、日本でも大人気でしたが、生国アメリカでは全く売れず。
  そんな時、「スモーキー」のリードボーカル、クリス・ノーマンとの
  デュエット曲をリリース。
  全世界で大ヒット、本国アメリカでも初のベスト5入りを果たしました。
   ♪メロウなふたり(Stumblin' In)/
             スージー・クアトロ&クリス・ノーマン
    *1979年、全米4位を記録。

『スターズ・オン(Stars on 45)』
★1981年、オランダの音楽プロデューサー、ヤープ・エガーモントの
  アイデアにって誕生したプロジェクト。
  「ビートルズ・メドレー」を当時大流行だった「ディスコサウンド」で
  再現。
  曲のイントロには世界的に最も有名になったオランダのグループ、
  ショッキング・ブルーの「ヴィーナス」が使われています。
   ♪ショッキング・ビートルズ45(Beatles Medley)
    *1981年、全米1位。
★アメリカと本国オランダは「スターズ・オン 45」
  イギリスでは「スターサウンド」というグループ名でリリース
  されました。
★ちなみに、1981年、日本では「ビートボーイズ」という覆面バンドが
  吉田拓郎の曲をメドレーにし「スターズ・オン23
  (ショック!TAKURO23)」をリリース。
  ニッポン放送のスタジオでレコーディングされたというこの曲は
  けっこう話題となりました。
  88年にCDシングルで再発されましたが、現在は廃盤となっている
  そうです。
  残念!

次回、 「坂崎さんの番組」という番組は
『坂崎音楽堂』2枚組コンピCD「カラーズ」特集