日本史にもっと興味を持つ人が増えたらいいな、楽しんでもらいたいな、という思いで、 街歩きをしながら歴史スポットの楽しみ方を考察し、紹介し、その昔へ思いをはせている(妄想している)今回の旅人、歴史研究家の井手窪です。
そんな私のもとへ今年7月、とっても嬉しいニュースが!!
なんと、大阪府の「百舌鳥(もず)・古市(ふるいち)古墳群」が、 世界文化遺産に登録されたというのです。
しかも、大阪府では初となる世界遺産!
これを機会に、ぜひ現地に行きたいっ!!
ちょうど文化と歴史の秋にも、突入しつつあるし!?
……ということで、行ってきました「百舌鳥・古市古墳群」。
いやぁ、懐かしいですね、大阪。大学時代に4年間……のはずが、
なぜかオーバーランして5年間、住んでいた私ですが、気づけば、それからもうウン十年。
その間、ユニバーサルスタジオジャパンができ、大阪駅前も劇的に再開発され、阿倍野区には「あべのハルカス」ができ……変わったところは大きく変化しました。
けれど、不易流行。
変わらないのは、大阪ならではの独特な街の空気感、若かりし日を思い出します。
余談はこのくらいにして!!
古墳群の世界遺産登録は、非常にタイムリーだと、私こと井手窪は思っております。
なぜなら、奇しくもこの何年かは、日本では古代ブーム……というか、古代墳墓ブーム!
一般に古代史好きといえば、男性が中心となっているイメージですが、実は、さにあらず。
古墳をめぐるのが大好きな「古墳女子」という人種(?)も登場して、静かに古代史のシーンが盛り上がっているんです。
それも、「何年に何があって、その原因は……」
といったような小難しいものではなく、
「私はやっぱり王道の前方後円墳が好き!」
「いえいえ、マニアックに四隅突出型墳丘墓でしょう!」
「それより埴輪が、かわいい!」
といったように、造形美を楽しむ傾向があるのだそうです。
そう考えれば、古墳群が世界遺産に登録されて、ますます古墳ファンのすそ野が広がっていく喜びがありますね。
さて、今回の目的地、現在の大阪府の堺市内にある「百舌鳥古墳群」と、羽曳野(はびきの)市・藤井寺市にまたがる「古市古墳群」。
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