今夜のJazz&Vocal Nightは先週公開したブルーノート・レーベルのドキュメンタリ映画『ブルーノート・レコード〜ジャズを超えて』のサントラ盤からブルーノート・レーベルの名曲をご紹介しました。
(★写真:収録アルバム『ブルーノート・レコード〜ジャズを超えて』オリジナル・サウンドトラック ユニバーサルミュージック UCCQ-1102/3)
まず1曲目は、セロニアス・モンク「イン・ウォークト・バド」。
モンクがバド・パウエルの事を書いた曲です。ドラムはアート・ブレイキー。
2曲目は、1曲目に書かれているバド・パウエル、モダンジャズの代表的な1曲「ウン・ポコ・ロコ」。
打楽器のようなピアノ演奏が印象的な1曲です。
3曲目も打楽器的なピアノ曲、ハービー・ハンコック「サコタッシュ」。
リズムが"サコタッシュ・サコタッシュ"と聴こえるから付けたタイトルだそうです。
4曲目はルー・ドナルドソン「ビリー・ジョーの唄」。
多くのサンプリングに使われる曲で、映画の中で「彼こそヒップホップの始祖だ!」と取りあげられているそうです。
5曲目はジャズ・ヒップホップを広く知らしめたUS3「カンタループ」。
サンプリングの権利も当時のブルーノート社長、ブルース・ランドバルが快諾してトントン拍子で制作できたそうです。
6曲目はデビュー当時、21世紀の歌姫とも言われたノラ・ジョーンズ「ドント・ノー・ホワイ」。
こちらもブルーノートを代表する1曲です。
7曲目はロバート・グラスパー・エクスペリメントの「ブラック・レイディオ」。
第55回グラミー賞のR&B賞を獲りました。
最後は映画の中で流れている、現在のブルーノート主役級たちによる1曲「マスカレロ」。
ウェイン・ショーター、ハービー・ハンコックとブルーノート・オールスターズの演奏でした。
来週は『ジャズライフ』最新号を取りあげます。
お楽しみに(^^♪