本日の20時台 JAZZ&VOCAL NIGHTは『JAZZ 批評』最新号特集です~。

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今夜のJazz&Vocal Nightは隔月取りあげています『ジャズ批評』特集、テーマはWest Coast Jazz。
50年代前半、映画音楽の仕事を求めてジャズ・ミュージシャンが西海岸に集まり、"ジャズの首都"が西海岸だった頃のジャズです。

まず1曲目はジェリ―・マリガン・カルテット。ピアノがいない珍しいカルテットで、このペットはチェット・ベイカーです。
曲は「ラヴ・ミー・オア・リーヴ・ミー」でした。

2曲目はこのジェリー・マリガン・カルテットのトランペットだったチェット・ベイカーの大ヒット曲「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」。
この曲では中性的なヴォーカルを聞かせています。

3曲目もチェットです。曲は「バット・ノット・フォー・ミー」。
こちらではヴォーカルとペットの両方が聞けます。

4曲目は西海岸と言えば名前の挙がるアート・ペッパー。
曲は「ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ」でした。
(★写真:収録アルバム『アート・ペッパー・ミーツ・ザ・リズム・セクション+1 』ユニバーサル ミュージック UCCO-40038)

続いてはウェスト・コースト・ジャズの女性ヴォーカル、ジューン・クリスティ。
西海岸のテーマに「Cool! クール」がありました。彼女の曲は「サムシング・クール」でした。

お次はスタン・ケントン・アンド・ヒズ・オーケストラ。
スタン・ケントンがメンバーをひとりひとり紹介をするクールな1曲(?)「プロローグ(ディス・イズ・アン・オーケストラ)」でした。
1952年録音ですが、今聴いてもとても知的なサウンドです。

最後はサンフランシスコで活躍したデイヴ・ブルーベック・カルテット。(ウェストコーストはロスが中心でした。)
彼らはカレッジ・ツアーで有名になりました。
聞いていただいた曲は「今宵の君は」でした。

来週は映画『ブルーノート4〜ジャズを超えて』の特集です。
プレゼントもありますよ!
お楽しみに(o^―^o)ニコ