ON THE PLANET

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パーソナリティ


武田俊

玉川太福

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今、私達は、膨大な情報の中で“何”を選択したらいいのでしょうか?地球レベルの“今”を知覚するには、適切なキュレーションが必要。そんな中、リアルに世界を自分の足で知覚している人、肌で知覚している人がいます。それは、バックパックを背中に背負って、一人で世界に出ていくバックパッカーと呼ばれる“自由人”。彼らがDJとなり、知的好奇心を楽しんでいる人達、楽しもうとしている人達と共に一緒に作りあげていく。

8月19日(月)のシェリーめぐみ from NY

2019/9/2 (月)12:38
☆ジャーナリスト、シェリーめぐみさんのコーナー「シェリーめぐみ from NY」
3週間ぶりのこのコーナー!
また起きてしまった銃乱射事件。犯人の共通点とは…?

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武田俊「シェリーめぐみ from NY!お話を伺うのは、ニューヨーク在住のジャーナリスト シェリーめぐみさんです。もしもしシェリーさん!」

シェリーめぐみ「武田さーん、こんばんはー!ご無沙汰ですね~」

武田俊「久々にお声が聴けて嬉しいです!宜しくお願い致します~」

シェリーめぐみ「私もです!
そういえば武田さんニューヨークに来てたんですか?」

武田俊「そうなんです!オンプラ1週間お休みを頂いて、ブルックリンとマンハッタンに滞在していました!」

シェリーめぐみ「私と完全に入れ違いですね、残念~」

武田俊「あら~次は是非会いましょう!」

シェリーめぐみ「では、ニューヨークから3週間ぶりのレポートです。
3週間前にお伝えしたのは、カリフォルニア州ギルロイという街のサマーフェスで起きた銃乱射事件でした。その時に、マスシューティングも246回目、アメリカには人口100人あたり120丁もの銃があるとお伝えしましたね」

武田俊「はいはい」

シェリーめぐみ「残念なことにその1週間後、同じ週末にもっと大規模な2つの事件、テキサスとオハイオで合計31人もが犠牲となる銃乱射が起きました」

武田俊「丁度この時期に僕ニューヨークに滞在してました。ヤンキースタジアムに行くと大警戒だったり、エル・パソの追悼Tシャツを着ている方がいたり、そういう光景を目の当たりしました」

シェリーめぐみ「あぁ~そうですよね…今年の、2019年の夏を象徴するような出来事になっちゃったんですよね…これを受けた世論調査では、アメリカ人の3人に1人が、
《人が集まる場所に行くのは避けた方がいいのではと考えるようになった》と」

武田俊「あぁ…」

シェリーめぐみ「そして心配なのは、間も無く9月の新学期。日本でも報道されたか分かりませんが、防弾素材を使ったバックパックの売り上げが、この3つの銃撃以来2〜3倍伸びました」

武田俊「あ、そうなんですね」

シェリーめぐみ「あとは、スウェットシャツにも防弾素材が使われていたりとかね。こういう話題が出てくるようになりましたが、こうした製品は、最近の乱射で使われるような半自動ライフルには効果はないという情報もあり、本当に子供に買い与えるべきなのか親も悩んでいる。…そんなアメリカなんですけど」

武田俊「恐ろしいですね…」

シェリーめぐみ「ね~…
でも!そんな中数少ない明るい話題は、あのレディ・ガガが、この3つの銃乱射を受けて、3つの街の学校(クラスの数では160以上)に対し、新学期に使う学用品を全て寄付します、と発表。痛手を受けたコミュニティに少しでも希望を持って欲しいというガガの希望で、せめてものポジティブなニュースと歓迎されています」

武田俊「あぁ、そうですね…」

シェリーめぐみ「そしてもう一つ、この銃乱射事件で気になるニュースがあるんですけど」

武田俊「ほうほう?」

シェリーめぐみ「この3つの銃乱射、さらにこれまでに起きた事件の犯人にはある共通点があることがわかってきました」

武田俊「そうなんですね」

シェリーめぐみ「カリフォルニアの犯人は白人至上主義者と見られ、テキサスの犯人も《メキシコ人を狙った》と言い、人種が絡んでいることは皆さんも認識しているところだと思います」

武田俊「はいはい」

シェリーめぐみ「でもそれ以前に、3人とも女性に対する暴力やDVの事件を起こしたり、女性に対する憎悪を表すようなSNSの書き込みをしているんです」

武田俊「え~…」

シェリーめぐみ「ニューヨークタイムズの記事なんですが
さらに、2016年にフロリダのナイトクラブで49人を射殺した犯人は、妊娠中の妻に暴力を振っていた、2017年テキサスの教会で26人を射殺した犯人も妻へのDVを繰り返していたそうです」

武田俊「えぇ…そうなんですね」

シェリーめぐみ「これまでこうした共通点はあまり語られなかったが、今回のことで注目が集まり始めています。こういう女性への憎悪、蔑視を英語で《misogyny(ミソジニー)》と言い、《自分が女性と性的関係が持てないのは女性のせい》と考える孤独な男性(俗にIncelインセルと呼ばれる)、その怒りのはけ口として白人至上主義などの極端な考え方に傾倒し、その憎悪が増幅された結果、 銃撃という犯行に及んだ可能性も示唆されていると」

武田俊「ん~…」

シェリーめぐみ「この《misogyny》が背後にあるんじゃないかと言われているわけです」

武田俊「恐ろしいですね~…」

シェリーめぐみ「恐ろしい!この《misogyny》って《女好きの男性》という意味でも用いられるんです」

武田俊「あぁ、それは《女性を性的な対象でしか見てない》ということですよね?」

シェリーめぐみ「そうそう。これは現大統領もそうなんじゃないかとか言われたりしてね」

武田俊「あらら(笑)」

シェリーめぐみ「いや、本当に言われているんです!本当か、と聞かれたら分からないとしか答えられないんですけど…」

武田俊「はい」

シェリーめぐみ「こうしたDVがレッドフラッグとなって事件を防ぐことができるのではないか?と言われていて、銃規制問題と同時にもっと語られるべきかもしれないですね」

武田俊「そうですね。社会の分断が様々なところで起こっている時に、銃を携帯している人がいるかもしれない怖さっていうのを、僕も滞在中に初めて体感しました。なんとか銃規制が出来ないかと、でも国の事情で難しいとこでもありつつ、なかなか一口で語れるものではありませんが、恐ろしいですね」

シェリーめぐみ「恐ろしいですね。寛容性がなくなっている社会、と言われている裏にもね、こうした問題があるっていうのはどうしようもなく恐ろしいですね」

武田俊「どうにか、この問題を解決に導きたいですね。
シェリーさんありがとうございました。様々なアメリカ情報満載なシェリーさんのブログ《megumedia》もチェックしてみて下さい!」

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