こんにちは!旅人の片桐千晶です。
今回のテーマは『会いに来ました!福島・浜通り縦断の旅』。
福島県の沿岸地域「浜通り」。
東日本大震災から8年が経ち、私自身訪れるのは6年ぶりです。
令和になって最初の夏。
震災復興が続く街や人は、どんな表情をしているのか。
浜通りの「今」に会いに行ってきました!
今回は福島県のいわき市から北へ縦断しながら浜通りを巡ります。
最初に向かったのはいわき市の「ワンダーファーム」。
一面に広がる緑の芝生が眩しい!
巨大なトマトのオブジェも存在感があります。
ここは5ha(東京ドーム1個分)の広大な敷地の中に、トマト栽培のハウスやジュースなどを作る加工場、レストランにBBQ場、直売所、ドッグランなどが集まるいわばトマトのテーマパーク。2016年にオープンしました。
眩しい日差しのもと、広い芝生に座りながらお話を伺ったのは
ワンダーファームの草野純一さん。
芝生の感触が心地いい~
ここで栽培しているトマトはなんと11種類。
このうち9種類の収穫体験ができます。
震災や原発事故の後に出た風評被害。
農家減少に拍車がかかる中、なんとかしたいという想いで作られたワンダーファーム。
完成した当初は大丈夫なのかと心配する声も挙がりましたが、風評被害に負けず頑張りたいという強い想い、最新技術と管理のもとで栽培される安心安全なトマトの美味しさ、子供たちがのびのび走り回って遊べる安心な場所だという理解が広まり、今では連日沢山のお客さんで賑わっています。
震災直後は福島の水や土、空気が心配され、
子どもたちが外で遊ぶ姿があまり見られませんでした。
それが今や、芝生の上で寝転んだりサッカーをしたり、思う存分走り回っています。
この当たり前の風景を取り戻せた喜びは大きかったそう。
「こういう場所を作ってくれてありがとう」
地元の人たちから感謝の声が届きました。
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