こんにちは!旅人の片桐千晶です。
今回のテーマは『令和の祭り!福島わらじまつりに行こう!』
隣県・山形出身の私も初めて見るわらじまつり。
しかも今年は50回目の節目を迎えて新しい形に生まれ変わるとのこと。
どんな盛り上がりを見せるのか…ん~~楽しみ!
福島に到着しての第一声。
「あ、あ、暑い・・・?」
ギラギラと照り付ける太陽。
アスファルトから容赦なく立ち上ってくる熱気。
東北だから涼しいというイメージの方もいるかもしれませんが、
福島盆地に位置する福島市は夏はものすごく気温が上がります。
体感気温は40℃くらい。
止まらない汗を拭いてお話を伺ったのは福島わらじまつり実行委員会の広報座組・座長、佐藤卓宏さん。
そもそもわらじまつりが始まったきっかけは、江戸時代から400年続く冬の「信夫三山暁まいり」。
健脚や商売繁盛を願って真冬に大わらじを信夫山の羽黒神社に奉納するお祭りで、大わらじを担いだ若衆たちが街中を練り歩き、最後は雪の山道を頂上まで登って奉納します。
その伝統と盛り上がりを夏のお祭りにも生かしたいと始まったのが福島わらじまつり。
巨大わらじの大きさは12m、重さ2t!
世界最大のわらじです。
並んで立ってみるとほんとに大きい!そびえたってます。
これを60人ほどで担ぐそう。
2011年の東日本大震災があった年にも開催されたわらじまつり。
こんな時こそと元気に担いで盛り上げたことで、福島の復興のシンボルのような存在になったそうです。
これまでは大わらじが練り歩き、「わらじおどり」やヒップホップ調のダンス、大わらじを台車に載せて走る「わらじ競争」など盛り沢山の内容でしたが、
福島にゆかりのある作曲家の大友良英さんを総合プロデューサーに迎え、
50回目の節目に新しく生まれ変わることになりました。
今年の日程は特別に3日間。
1日目はこれまで通りの形で行う最後の「平成わらじまつりファイナル」と引継式。
2日目に新わらじまつり。
3日目に羽黒神社に大わらじの奉納です。
50年も続いた祭り。新旧の引継ぎをしっかりしてスタートするのがいいですね。
運営サイドの佐藤さんからひしひしと伝わってくるワクワクと不安と緊張感。伝統を引き継ぎながら新しいことを始めるってドキドキしますよね…成功しますように!
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