ON THE PLANET

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パーソナリティ


武田俊

玉川太福

綿谷エリナ

浦朋恵

今、私達は、膨大な情報の中で“何”を選択したらいいのでしょうか?地球レベルの“今”を知覚するには、適切なキュレーションが必要。そんな中、リアルに世界を自分の足で知覚している人、肌で知覚している人がいます。それは、バックパックを背中に背負って、一人で世界に出ていくバックパッカーと呼ばれる“自由人”。彼らがDJとなり、知的好奇心を楽しんでいる人達、楽しもうとしている人達と共に一緒に作りあげていく。

7月10 日(水)のシェリーめぐみ from NY

2019/8/2 (金)13:22
☆ジャーナリスト、シェリーめぐみさんのコーナー「シェリーめぐみ from NY」
今回は、現在アメリカでもっとも熱い《女子サッカー》について!
《Equal Pay問題》とは…?

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綿谷エリナ「この時間はシェリーめぐみ from NY!ニューヨーク在住のジャーナリスト シェリーめぐみさんにアメリカの今を伝えてもらいます。シェリーさんー!こんばんはー!今日も宜しくお願いします!」

シェリーめぐみ「エリナさんこんばんはー!宜しくお願いします」

綿谷エリナ「はーい、そちらの天気はどうですか?」

シェリーめぐみ「天気は良いんですけど、かなり暑くなってきています。30度超えそうですね、今日は32度くらいまでいくのかな?」

綿谷エリナ「おぉ~暑そう」

シェリーめぐみ「かなり暑い、日差しが照りつけているようなニューヨークの夏という感じなんですが、夏と言えば!やっぱりスポーツのイベントが多いわけですね」

綿谷エリナ「そうですよねー」

シェリーめぐみ「昨日、日本だと今朝かな?メジャーリーグのオールスターゲームありましたよね」

綿谷エリナ「うんうん」

シェリーめぐみ「これニューヨークじゃないんですけど、結構テレビ見てて、マー君(田中将正投手)なかなかの活躍だったり。また他にも、ニューヨークじゃないんだけどイギリスのウインブルドンで全英オープンテニスやっていて」

綿谷エリナ「はい、やってますねー」

シェリーめぐみ「今、たった今、錦織圭くんがケブラーと戦ってるんですよ。ちょっと負け気味なんですけど、まだ頑張っているところって感じですね」

綿谷エリナ「ねー頑張ってほしいですねー」

シェリーめぐみ「様々なスポーツが熱いんですが、アメリカ人が今熱くなっているのは女子サッカーなんですよ」

綿谷エリナ「いやーそうですよね、だってだって、ねー」

シェリーめぐみ「もうご存知の方も多いと思いますが、日曜日にW杯の決勝戦があり、アメリカチームが4度目しかも2回連続優勝というありえない快挙を遂げたんです」

綿谷エリナ「そう、そうなんですよー。もう私ドイツが早々に負けちゃってガックリしてたところなんですよ」

シェリーめぐみ「ねー日本もドイツも今回惜しかったんですけど。まぁそんなことでアメリカが勝って、フランスから凱旋帰国」

綿谷エリナ「いやーもうお祝いムードでしょう」

シェリーめぐみ「今日の午前中、ニューヨークで優勝パレードが盛大に行われたんですよー。でね、今回の勝利ですけど、ただチームやアメリカの国としての勝利ではないんです」

綿谷エリナ「ほう」

シェリーめぐみ「アメリカの、いや世界の女子スポーツの未来に大きな影響を与えるものだったんです」

綿谷エリナ「へー」

シェリーめぐみ「何かというと、彼女たちがね、優勝した瞬間に超満員のスタジアムに詰めかけたアメリカのファンたちの間で、《Equal Pay! Equal Pay! 平等な給与を!》とチャントが巻き起こったんですよ」

綿谷エリナ「あぁ~!」

シェリーめぐみ「実は女子サッカーチームは、これまで同じ代表チームで男と女の給与の差があることに問題があると言い続けてきたんですね」

綿谷エリナ「これはもう世界的な問題としてありますよね」

シェリーめぐみ「そうですね。しかもね、今年の3月に28人の代表メンバーが米国サッカー連盟を相手に訴訟を起こしたんです」

綿谷エリナ「おぉ」

シェリーめぐみ「それによると、協会には明らかに性差別が存在し、給与だけでなくトレーニングや医療、移動の方法にまで影響していると。ところがみなさんご存知かもしれませんが、アメリカのサッカーは女子の方がずっと強いんですよ」

綿谷エリナ「そうですよね、確かに男子はそれほど活躍しているイメージがないですよね」

シェリーめぐみ「というか、男子は優勝ゼロで去年のW杯は予選落ちで出場もできなかった、要するに弱いんです」

綿谷エリナ「おぉ…それは…そうねんですね、そこまでとは存じ上げず…」

シェリーめぐみ「実際給与にどのくらい差があるのかは不明なんですが、
例えばW杯サッカーの賞金総額、男子はおよそ400億円なんですよ。だけど女子は30億円」

綿谷エリナ「1/10にも満たない!」

シェリーめぐみ「優勝すると男子は1人1億円もらえるけど、女子は2600万円」

綿谷エリナ「これ1/4ですね」

シェリーめぐみ「やっぱり差があると。だけど今回の決勝戦、視聴率も去年の男子の決勝を上回っただけでなく、アメリカのサッカー自体の視聴率としても史上最高だったみたいなんですね」

綿谷エリナ「へー!」

シェリーめぐみ「あとね、国内のゲームのチケットやグッズの売り上げも近年は男子を超えちゃってるんです。女子の方が稼いでいると」

綿谷エリナ「んー!」

シェリーめぐみ「でね、これが凄い。今回FIFAが次回の女子の賞金総額を2倍に増やしますよと」

綿谷エリナ「おぉ!!30億円から60億円に!」

シェリーめぐみ「出場チーム枠も数を増やしますと発表しました。給与に関しても米国サッカー連盟の会長が、差がなくなるように努力します、と宣言したんですよ」

綿谷エリナ「おぉ!これは大きな一歩ですね!」

シェリーめぐみ「そして、キャプテンとしてこの動きをずっと引っ張ってきたスーパースター《メーガン・ラピーノ》。34歳という史上最年長で決勝戦ゴールを決めたという凄い記録の持ち主なんですが、今回MVPと得点王も獲得」

綿谷エリナ「へー!素晴らしい!凄い活躍ですね」

シェリーめぐみ「LGBTQ+でもある彼女は、自分の意思を曲げない信念の人です。今回のW杯は最初からこのEqual Pay問題で注目され、そのためにも負けられない戦いだったんですね。」

綿谷エリナ「んー!」

シェリーめぐみ「かと思えば、メディアからは、優勝してホワイトハウスに招待されたら行くかと質問されて、 行かないときっぱり答えたんですよ。それをトランプ大統領からね、twitterで非難されるなど、こういうプレッシャーまで抱えて戦い抜いたんですね」

綿谷エリナ「んー」

シェリーめぐみ「ちなみに勝ってからはね、トランプ氏もtwitterでおめでとうメッセージを寄せているんですけどね。
こういうプレッシャーの中勝ち抜いた彼女からコメントがあって、《この勝利はサッカー以上のもので、アスリートとしての私たちの抗議の形だった》と言ってるんですが、訴訟した直後は《サッカープレイヤーも含め世界の女性アスリート、さらに全ての女性にも、彼女らのために立ち上がる者がいることを感じて欲しい》とコメントしていました。もの凄く使命を感じながらやってきたと」

綿谷エリナ「いやー凄いですよね。気迫のあるプレーだったと、映像少し見ましたけど凄かった。」

シェリーめぐみ「凄かったですよー。昔はねスポーツマンはスポーツ “だけ” していれば良いなんて時代もありましたけど、今はそうではなくなっている。逆にこういう力を利用して世の中を変えようって人が増えてきている。それだけ世界が難しくなってきているということもあるんでしょうけど、そういう時代になったんだなと凄く感じますね」

綿谷エリナ「ねー。これが大きな一歩になると考えると凄く良いことですよね」

シェリーめぐみ「力が湧いてきますね」

綿谷エリナ「はい、シェリーさん今日も素敵なトピックありがとうございました。また宜しく願いします」

シェリーめぐみ「宜しくお願いします」

綿谷エリナ「シェリーさんによる、その他の情報はシェリーめぐみさんのホームページ《megumedia》で是非チェックしてみてください!」

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