くじらの、くじらによる、くじらのためのラジオ

くじらの、くじらによる、くじらのためのラジオ

鯨のアレコレ、日本の鯨文化、おいしい鯨料理情報・・・などなど盛りだくさん。
全てが鯨一色!のラジオです。出演は、芸人:くじらと、クジラSONGを歌う水産系シンガーソングライター:牧野くみです。
クジラ博士として知られる加藤秀弘先生も登場します!どうぞ、お楽しみに。

【第4回】2019年7月27日 放送後記

2019/7/27 (土)12:00
「くじらの、くじらによる、くじらのためのラジオ」第4回目です!


今日で最終回!!!
7月、一か月だけのスペシャル番組…『くじらの、くじらによる、くじらのためのラジオ』


今週も、お笑い芸人の「くじら」さんと、水産系シンガーソングライターの「牧野くみ」さん、
そして、鯨の専門家・東京海洋大学名誉教授の加藤秀弘先生の3人でお送りします!


さて、以前の放送では、日本人は昔から鯨を食べていたということをお話しましたが・・・
もちろん、他にも鯨を食べる国はあるんですよ。

例えば、有名なのは「ノルウェー」。
海岸線がフィヨルド(入り江)になっていて、海水が山の奥まで入りこんでいます。
そこに鯨が入ってくるので、昔の漁猟技術・航海技術でも、鯨が獲りやすかったんだとか。

また、グリーンランド(デンマーク領)やアラスカのイヌイットの方々も、
植物が生えないので、鯨肉からビタミン類を摂取しています。

他にも、アイスランド、フェロー島(デンマーク領)、チュコト半島(ロシア)等でも、鯨は食べられています。


今回は、7月1日に下関で行われた、捕鯨船団の様子をお送りします。

出港式では、各関係者様の挨拶や花束贈呈の他、
早鞆高校平家太鼓部のみなさんによる祝賀演奏も行われ、捕鯨船団を盛大にお見送りしました。





■日本捕鯨協会 会長 山村和夫さんインタビュー!!!

・捕鯨船団の活動範囲と捕獲量について

山村会長「活動範囲は、政府から許可された"200海里以内"に限定されています。広い海域を周り、鯨がたくさんいる海域を見つけ出すことを得意とする捕鯨船団にとっては、若干狭い海域かなと思います。」
「捕獲量は、イワシクジラ25頭、ニタリクジラ150頭、ミンククジラ52頭です。」

・今後の鯨食について

山村会長「今急激に鯨肉を増産する必要はないと思います。大きな食糧不足が起きるまでは、より安く販売できるよう、少しずつ供給量を増やしていくことが望ましいんじゃないかなと思います。」

山村会長、ありがとうございました。


くじらさん「加藤先生は、捕鯨船団出港のニュース、どのような思いでご覧になりましたか?」

加藤先生「良かったなという思いと、大変だなという思いがあります。」

くじらさん「どういうところが大変なんでしょうか?」

加藤先生「今までやっていた調査捕鯨も、商業捕鯨の中で続けていくので、昔の商業捕鯨とは違い、やることが多いんです。」
「また、操業海域はそれほど広い海ではありません。鯨は大きく回遊するので、良い時期に良い場所で漁を行わないと、発表された頭数の鯨を獲ることは難しいでしょう。」

くじらさん「今回の商業捕鯨では、しっかりとした調査のもと、100年継続しても問題ない、というだけの、決められた個体数を獲るんですよね?」

加藤先生「そうなんです。なので、発表された頭数はあくまで上限です。"〇〇匹獲らなければいけない"ということでもありません。ただ、狭い海域で操業が成り立っていくかが課題ですね。」

牧野さん「鯨のお肉は、これから値段は下がっていくんでしょうか?」

加藤先生「今までの調査捕鯨の時には、鯨肉は調査の副産物だったので、"調査経費をまかなう"という基準のもとつけられた値段でしたが、これからはどう値段がつけられるかはわかりません。マグロ等の普通の魚と同じように値段が決まっていくかもしれません。」


■ここで、リスナーのみなさんから頂いたメッセージをご紹介!

■ラジオネーム:よーきー46さん(60代・男性の方)
僕たちの世代は、給食での鯨の竜田揚げで育ちました。
今思うと、とても贅沢だったと思います。

加藤先生「贅沢だったと思いますが、昔は今とは保存方法が違うので、きっと固かったと思います。今の竜田揚げは柔らかくて素晴らしいです。」

くじらさん「でも戦後の食糧難を救ったんですよね?」

加藤先生「戦後(昭和20~21年)、東京都だけで10万人飢餓で死ぬという言われていたところ、GHQが捕鯨を許可して、捕鯨が始まったんです。一頭からたくさん肉が取れるので、日本人の生き残りに大きく貢献しました。」


■ラジオネーム:はずきさん(40代・女性の方)
31年ぶりに、日本の商業捕鯨が再開されたこと、とても今後に注目しております。
私も、かろうじて、幼少期にクジラを食べた記憶はありますが…味は憶えておりません。
私よりも上の世代の方が、すごく美味しそうに思い出を話すので、クジラはぜひ近いうちに食べてみたいと思っています。
商業捕鯨は、今後ずっと続いていくのでしょうか?また、中止することもあるんでしょうか?

加藤さん「これから継続するために新しいやり方を始めた訳ですし、今までの調査捕鯨も、商業捕鯨の再開に備えた情報収集のためにやっていたので、商業捕鯨を中止することはないでしょう。ただし、捕獲枠の変動はあります。」


みなさん、メッセージありがとうございました!

番組はいったん終わりますが、もしかすると復活や特番があるかもしれません!
引き続き番組の感想等、JFN PARKのメッセージフォームからお送りください!

※PCの方は「番組にメール」、スマホアプリの方は「メッセージはこちら!」のボタンをクリックすると、メッセージフォームに移動します。

そして、メッセージをお送り頂いた方から、毎週抽選で10名様に、「鯨製品の詰め合わせ」をプレゼント致します!
プレゼントをご希望の方は、メッセージの本文に、①住所②氏名③連絡先をご記載ください。


加藤先生からプレゼント応募も引き続き受け付けています!
加藤先生の著書「クジラ博士のフィールド戦記(光文社新書)」

先生が鯨研究を進める中での逸話や、IWCの脱退や捕鯨裁判といった捕鯨の歴史など、書かれています。

こちらを加藤先生のサイン付きで、10名様にプレゼントします!
こちらの応募もメッセージフォームから!
メッセージ本文に、加藤先生の著書プレゼント希望の旨をご記載ください!



最後に、加藤先生からリスナーのみなさんにメッセージを頂きました。
捕鯨のことも色々ありますが、鯨ってなかなか味の深い動物なんで、人間の生き方を示唆しているところもあるんです。
鯨は、ヒゲクジラとハクジラに分けられますが、同じ鯨でも全然違います。
ヒゲクジラは、地球環境に溶け込むように生活しています。他を害することが無いよう、環境に適用して進化してきました。
一方ハクジラは環境開発型の生き方で、環境に満足できない部分があります。マッコウクジラはグルメなので、深海に行くようになりました。
人間の生活は、化石燃料の発見以降、劇的に変わりましたが、環境問題を考えると、少しヒゲクジラのような環境順応型の生き方を取り入れることも、考えていきたいですね。

『くじらの、くじらによる、くじらのためのラジオ』
7月、一か月限定でお送りしましたが、みなさんいかがでしたか!?

放送の模様は、JFN PARKの音声コンテンツでも聴くことができます!
是非チェックしてみてください♪
※放送内容を一部編集しております。

番組への感想もお待ちしております。
貴重なご意見、メッセージフォームよりお寄せください!

一か月間、ありがとうございました!!!
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