今日は、日本各地に点在する小さなアルプスのお話。
今日は日本各地に点在する小さなアルプスのお話。
北アルプス・中央アルプス・南アルプスといった日本を代表する山岳地帯のほかに、「◯◯アルプス」と言う愛称で親しまれているハイキングコースがたくさんあります。その中からいくつかご紹介しましょう。
まずは「湖西(こさい)アルプス」。静岡県と愛知県の県境を南北に連なる峰々です。ルートのほとんどは豊橋自然歩道になっていて、そこから登山道が枝分かれすると言うかたちです。ベースが自然歩道なので全体的に歩きやすく、山歩き初心者でものんびり楽しむことができます。
人気の山は神石山(かみいしやま)で、標高325メートルと低いのですが、山頂までゆっくり登っていくコースなので面白いです。麓には「東海地方の尾瀬」と言われる葦毛湿原があって、そこが登山道の入り口にもなっています。神石山の山頂からは浜名湖方面の景色が開けていて素晴らしいですよ。
湖西アルプス・葦毛湿原・神石山へのアプローチは、東海道線豊橋駅からバスでおよそ30分です。
この他の小さなアルプス。静岡県にはもう一つ、ビギナーでも歩きやすい「沼津アルプス」があります。標高400メートル以下の山々が南北に連なるルートで、登山道のいたる所から富士山を雄大に眺めることができるので人気です。特に北上するコースは富士山を正面に見ながら歩けるのでお勧めです。
全国にはたくさんの小さなアルプスがありますので、全国のアルプスを巡るプランなどを立ててみてはいかがでしょうか。