「お昼の音」のコーナー & プレゼント

マーク・ギル監督の選曲理由は・・・?

「The Smiths Before and After」に選曲した理由について、マーク・ギル監督はこのように語っていました。


① Oh! You Pretty Things / David Bowie
Morrisseyにとって決定的な影響を受けたミュージシャンの一人だと思います。David Bowiはアウトサイダーであったり、自分のアイデンティティをうまく確率できない多くの若者の共感を呼んだのではないかと思います。Morrisseyもそのような人物だったわけで、アンドロギスな魅力のあるポップスターを見てとても共鳴したのではないかと想像しています。


② God save the Queen / SEX PISTOLS
1977年はエリザベス女王が即位25周年記念の年だったのですが、その年のチャートでナンバー1を獲得した歴史的な曲です。王室批判の名曲でパンク音楽の中でも最も有名な曲です。Morrisseyは必ずしもSEX PISTOLSのファンではなかったのですが、そのパンクミュージックっていうのは多くのマンチェスタの若者に、“お前らにもこれが出来るんだよ”って示したムーブメントだったと思います。


③ Still Ill / The Smiths
これは名曲です。The Smithsの中で私が一番好きな曲だからです。そしてこの歌の歌詞を読んで頂いたら分かると思うのですが、この映画が訴えたいことはこの歌詞からも読み取れます。



④ SO YOUNG / Suede
90年代初頭の曲ですね。当時のThe Smithを聴いていた時と同じ情感といいますか、フィーリングが沸き起こるような音楽を作った人たちだと思っています。Brett AndersonとBernard Butlerの非常に素晴らしい2人の作詞家が組み合わさって出来た音楽です。カルト的な人気を博したバンドな訳ですけれども、シャイで内向的な多くの青年たちに訴えかけるような音楽を作ったバンドなのでしょうか。

⑤ Speedway / Morrissey
Morrisseyがソロ活動で作った曲の中で一番のお気に入りです。


⑥ Let Down / Radiohead
RadioheadはThe Smithsがやっていたことを踏襲しつつ、それよりも幅広いことをやってのけたバンドだと思っていて、やはりThom Yorkeの作った音楽はThe Smithsが作った音楽と同じような情感というかフィーリングを刺激するような音楽を作っていったのだと思います。非常に人のフィーリングを呼び覚ますという意味では、音楽ほど強烈な芸術形態はないと思います。


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