10年間で23冊の本を出版されている春日さん!
「物心ついた時から時代劇が好きで見ていたけど
大人になって仕事になると思わなかった」とおっしゃっていました。
春日太一さんは1977年東京都のお生まれ、映画史・時代劇研究家です。
映画史や時代劇に関する本も多数書かれており、
著書に『天才 勝新太郎』『仁義なき日本沈没』
『仲代達矢が語る 日本映画黄金時代』『あかんやつら』などがあります
春日さんは、どういう形で映画が作られているのかと研究されていらっしゃるんですが
俳優さんにインタビューしたりするだけでなく、
雪を降らせる技術、現代にないものを作り上げる技術に関しても取材をされているそうです。
春日太一さんオススメの映画!
●仁義なき戦い
一作目は広島県呉市が舞台、二作目以降は広島市が舞台となっている
反社会的勢力の抗争のお話。
主演はもちろん菅原文太さん。
敵味方が入り乱れるので一回見ただけだと混乱するかも。
5作品あるので大型連休中に一気見するのにオススメ!だそうです。
ポイントは「手持ちカメラでブレブレの撮影方法」「ギラギラした俳優陣の演技」
●八甲田山
青森の連隊が雪中行軍の演習中に遭難し、210名中199名が死亡した事件を題材にして1977年に公開された映画。
実際に冬の八甲田山で撮影されたそうで、
吹雪のシーンを撮るために3年間毎冬撮影していたそうです。
演者ももちろんですが、撮影するスタッフも命がけの撮影で
CG技術がどれだけ進んでも再現できない迫力との事です。
※これだけ邦画にお詳しい春日さんですが、実は80年代の洋画が好き!との事で…
今度はオススメの洋画を教えてくださーーーーい!