ミラクル「俺達が最初に
瀬戸内国際芸術祭に来たのって、
9年前になるんだね。」
井門「そう、だってあれって俺がPになって始めてのロケだったんだもん。 カメラマンがいなくて、吉武さんと横山さんと3人でね。」
ミラクル「覚えてるわ~。小豆島に行ってヤマロク醤油さんとか、
手延べそうめん体験とかしてね。」
井門「だってあなた、取材があまりにも楽しかったからって、
そのあと家族で香川に来たでしょ?」
ミラクル「ここの港の駐車場、凄く覚えてるんだ。
だって車で神奈川から来たんだから 。」
その時、小学生だったお子さんも今や大学生。
「良いかい、井門?小学生の内に思い出はいっぱい作るんだよ。」
と背中で寂しく語るミラクルさんもそろそろ50歳が見えてきた。
永尾「俺なんかもう50になるけど?」
夜の帝王は50歳もなんのその。
今回のロケでも夜の…(ヤメ)
橋本「永尾さんに教えてもらったあの(ヤメ)」
新婚の橋本君は今回も永尾さんにべったりであります。
KIKI-TABIは作家3人、D3人、カメラマン1人でチームを組むので、最近の地方ロケは永尾、吉武、橋本、井門のチームがやたらと多く。
今回の取材もこのチームでキャッキャッしながらのロケとなりました。
今年で4回目を迎える瀬戸内国際芸術祭。
3年に1度、瀬戸内の島々で開かれる現代アートの祭典です。
9年前にこの祭典の総合ディレクターを務めた北川フラムさんにお話しを伺った時、 北川さんはこんなことを仰っていました。
北川「僕はこのお祭りが終わった後、何を残せるのかを考えているんです。」
あれから9年。
いま取材を終えて北川さんの言葉を改めて反芻する。
そしてすればするほど、9年前にこの事を考えていた北川さんの凄さを思い知らされる…。
それほどに瀬戸内の島々には国際芸術祭が根付き、
島の方々にはなくてはならないものになっているのだから。
あれから9年。
僕らは再び高松港に立っていた。
目の前には凪いだ瀬戸内の海、背後には高松の街並みが広がっている。
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