simple style -オヒルノオト-

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パーソナリティ


華恵

渡辺枝里子

晴れたお昼時、お弁当を持って、ちょっと会社を抜け出し、外で日向ぼっこ。
携帯でラジオを聴きながら、こころは日常からちょっと離れて旅気分。
雨の日、あいにく外出できないのでムシャクシャ。雨を見ながら、仲間と談笑。
携帯でラジオを聴きながら、「この曲はなんだ?このモノはなんだ?」と検索。
やっぱり、こころは日常からちょっと逸脱。
この番組では、そんなあなたの好奇心・冒険心に火をともす「お昼」を演出します。

3月29日(金)オンエア楽曲

2019/3/29 (金)17:38
今日3月29日(金)のON AIR LISTはこちら!


11:36 限りなき挑戦 -OPEN GATE- / アリス
11:47 いい日旅立ち / 谷村新司
12:02 Joy Spring / Annette Sanders & Kevin Disimone


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【音楽評論家の岡村詩野さんの選曲】

テーマは「アジアは新しいインディー・ポップにあふれてる」

12:10 Old Town / Say Sue Me
12:14 Miss You (Under Shimokita Sky) / Garden City Movement
12:18 Lover Boy / Phum Viphurit
12:21 Another / Ruru


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12:35 瞬間の積み重ね (Studio Live) / 青木慶則
12:43 手のひらのニューヨーク / 青木慶則


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【選曲解説コメント:音楽評論家 岡村詩野さん】

☆アジアは新しいインディー・ポップにあふれてる

今日は、「世界の新しいインディーポップ」というテーマで選曲してみました。
世界といっても、いわゆるポップ・ミュージックとかロックとかっていう大衆音楽の多くは、
我々、つい欧米の音楽をイメージしてしまいがちです。アメリカとかヨーロッパですよね。
なんですけれども、近年、そうですね 2010 年台、まあ 2000 年台入って以降ぐらいからかな、
この 10 年~15 年くらいの間に、主にアジアとか、アフリカはもちろんそうですね、
南米とかアジアの中でも、東アジア、東南アジア中近東、本当に細かくいろんなエリアから、
色々な音楽が、日本に届けてくれるようになってきました。

で、といっても例えば、アフリカだったら「あ、こんな感じの音楽だよね」とか、
ブラジルだったらボサノバとか。そういうようなイメージがどうしてもありますよね。
で、アジアの音楽でもインドだったらこう「カレー屋さんで流れているあんな感じでしょ」とか、
中近東だったらちょっとオリエンタルな…っていうようなイメージを想像しがちだと思うんですけれども、
実はそうではなくて、韓国でも、台湾でも、インドネシアでもマレーシアでも、
あと、最近私が特に好きなのはイスラエルの音楽なんですけれども、
意外に、その土地の一般的なイメージとは全然違って、
「これってイギリスのバンドじゃないかな?」とか、
「北欧っぽいね」とか、「アメリカのインディーロックみたいだね」っていうような音楽が、
アジアとか、そういう中近東とか、そのエリアから、
どんどん届いてくれるようになったんですよね。
で、なんだかなっていうことを考えてみたときに、
まあ、今は、インターネットで音楽を楽しんでみたり、
お互いにこういう音楽があるよーって情報交換したり、
タイムラグがなく、いろんな音楽を同時代にキャッチできるようになってきてます。
そういう中で、音楽を作る人、送り届ける側のアーティストサイドも、
おそらく、色んな国の音楽というのを同時に吸収して、
「自分たちもこういうのをやりたい」、「こういう音楽作ってみようかな」っていう感じで、
たぶん、活動したり、新しい曲を作ったりするような、アーティストが増えてきているんじゃないかなと思います。

やっぱりインターネットを通じると、そこがたとえイスラエルでも、ポルトガルでも、
インドでも台湾でも、もちろん日本でも、
おそらくそんなに大きな違いはないのかなっていう気がします。
とはいえ、そこで歌っている言語は、自分たちの国の言葉だったり、
どこかにやっぱりその土地土地の、なんとなくエッセンスというか、
こう匂いみたいなのを感じさせてくれる、その配合がやっぱり今、
世界のいろんなエリアから届けてくれる音楽でも、面白いポイントじゃないかと思います。
きょうは、そういう世界の音楽の中から、
主に、アジアの新しいインディーロック、インディーポップをお届けしました。


1/ Say Sue Me「Old Town」

韓国のソウル周辺、特に大学のあるホンデ周辺は常に新しい音楽や文化の息吹でいっぱい。
ただ、この男女4人組は釜山が拠点。日本にも東京だけではなく
大阪、名古屋、京都などの町から面白い音楽が発信されているように、
韓国にも町ごとに特色があることを教えてくれます。
欧米のインディー・ロックに影響を受けた疾走感があって歌心のある曲が新鮮。


2/ Garden City Movement「Miss You」

セイ・スー・ミー同様に、こちらもまもなく来日するイスラエルのエレクトロ・ポップ・トリオ。
「Ueno Park」なんて曲もあるほど日本のことが大好きな彼らですが、
彼らの曲自体はクールで心地よい感触のあるダンス・ポップ。
立体的でモダンなサウンド・デザインは、イスラエルという場所を特定させないものです。
公開されたばかりのこの曲は《SoundCloud》でも聴けます。
https://soundcloud.com/outpostmedia/garden-city-movement-miss-you-under-shimokita-sky/s-TEsaE


3/ Phum Viphrit「Lover Boy」

タイはバンコクの男女4人組。アフロ・ブラジリアン調の曲ながら、
心地よいシティ・ポップ~AOR風の仕上がりでメランコリックに聴かせてくれます。
シンセを効果的に取り入れたり、低音を強調してダンサブルに仕上げたりと、
現在の世界的人気の音楽の傾向をとりいれる柔軟な姿勢も感じられます。


4/ Ruru「Another」

フィリピンはマニラ在住の女性アーティストで、
自宅で録音するホーム・レコーディングを基調とする作品作りが魅力。
ベッドルーム・ポップ然とした、柔らかで室内的な音作りですが、
決して安っぽくなく、むしろ幻想的なメロディとヴォーカルに時が経つのを忘れさせてくれます。


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