3月25日(月)オンエア楽曲 〜otonote〜

3月25日(月)otonote

11:31 Mantra / Rubel Emicida
11:36 Sparks / Celso Fonseca
11:47 Blue Skies / Kris Bowers  
11:49 I Count On Me / Aloe Blacc

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【オヒル ノ オト:選曲担当 バンド「GOMES THE HITMAN」のベーシスト、須藤俊明さん】

12:08 Heat Of The Moment / ASIA
12:12 Don’t You Forget About Me / Simple Minds
12:16 In The Air Tonight / Phil Collins
12:21 I Can't Hold Back / Suvivor
12:24 Relax / Frankie Goes To Hollywood  

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12:34 Tui / FKJ
12:42 やりたいようになりたいように(feat.THE LOST CLUB) / ラッキーオールドサン

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【オヒル ノ オト】
選曲家、DJ、音楽ライター、レコード店バイヤーなど、
様々な形で音楽のお仕事をされている方に
毎回テーマをたてていただき選曲をしていただく20分!
お昼のひととき、心地よい選曲でお楽しみください♪

今日の選曲担当もバンド「GOMES THE HITMAN」のベーシスト、須藤俊明さんです!

前回は「私、須藤がベースで参加しつつレコーディングもしてる曲たち」をテーマに選曲していただきましたが、
今回は「最近の映画でも80’s」をテーマに選曲していただきました!

以下、選曲リストとコメントです。

1. Heat Of The Moment / ASIA        
2005年の映画「40歳の童貞男」はジャド・アパトー監督スティーブ・カレルが主演のコメディ。
この映画、タイトル通り40歳の童貞役のスティーブ・カレルが奮闘する映画なのですが、とてもいいシーンでこの曲が流れます。
いや、この曲が流れるからとてもいいシーンなのかもしれません。
曲は1982年、ロック・バンド、エイジアのヒット曲。印象的な10拍子のリフから感動的なメロディへと繋がる、いわゆる産業ロックを代表するような豪華なサウンド。
今となっては恥ずかしくて誰も聴かないような音楽ですね。映画の中で主人公の部屋にさり気なくエイジアのポスターが貼ってあるのが笑えます。   

2. Don’t You Forget About Me / Simple Minds
もともと1985年のジョン・ヒューズ監督の名作「ブレックファスト・クラブ」で使われていた曲で、80’sを代表す るシンプル・マインズのヒット曲です。
2010年のエマ・ストーン主演青春ラブコメ映画「小悪魔はなぜモテる?!」は、ところどころ80年代映画の引用があるのですが、この曲が流れるのもとても印象的です。
映画自体は別にそれほど面白くないかもしれませんが、世代によっては十分楽しめる内容だと思います。

3. In The Air Tonight / Phil Collins
映画の中で80年代の曲を歌っちゃうシーンがあることはよくありますが、中でも印象的なのが2009年のヒット映画「ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い」の中でのこの曲。
完全にネタバレになるので控えますが、意外な展開で意外な人が歌います。
そして、それはこの映画のシリーズの見どころとして、2作目でも80年代の名曲を歌うシーンがあります。そちらのほうが面白いかもしれません。

4. I Can’t Hold Back / Suvivor
映画ロッキーの曲で有名なロックバンド、サバイバーですが、この曲は普通に84年のヒット曲です。
いわゆる 80’sのヒット曲の1曲ですが、2009年のケヴィン・ジェームス主演のコメディ「モール★コップ」でこの曲が流れてから、この曲の大ファンになりました。
そして、ケヴィン・ジェームスも大好きになりました。
映画のシーンと曲がマッチしている最高の瞬間です。

5. Relax / Frankie Goes To Hollywood  
2001年のベン・スティラー監督、主演の映画「ズーランダー」はいろいろな意味で傑作です。
デビッド・ボウ イやレニー・クラヴィッツも出てきたりして音楽ファンも楽しめますが、途中でワム!が流れたりします。
この84年のフランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッド、そしてプロデューサーであるトレヴァー・ホーンの傑作であるこの曲が、意外な使われ方していて笑えます。
この映画、ベン・スティラーだけでなく、オーウェン・ ウィルソン、ウィル・フェレルも最高です。


◆須藤さんは、2月に選曲を担当してくれた「ウミネコカレー」の古里おさむさんからのご推薦です!
近年はバンドの他に、石橋英子さん、ジム・オルーク、uminecosounds、ヤマジカズヒデさんをはじめ、いくつかのグループやセッションなどにも参加。
レコーディング・エンジニア、プロデュースや作曲、ドラム、ギター、キーボードの演奏などマルチに活動中されています。
そして、今月23日には下北沢CLUB QUEでライブ。この日はドラムを担当します。
エレキベースのみを使用して様々な音を重ね合わせたアンビエント作品をbandcamp.comで販売中です。
https://sudohtoshiaki.bandcamp.com/        

【須藤俊明さんHP】
https://alibabarecords.com/sudoh/