2019年3月23日

西村由紀江のSmile wind

あの震災から8年、、、

今年の3月11日、みなさんは、どこにいましたか?
3月11日は、岩手県の大槌町にいました。

大槌町とはご縁があって、
大槌町文化交流センター「おしゃっち」が2018年6月にオープンした時、
「スマイルピアノ500」でグランドピアノを届けさせてもらったんです。

新築の「おしゃっち」のホールにピアノを届けたのが、昨年の3月。
そして2018年6月10には、「おしゃっち」で開催された
復興施設記念コンサートに参加して、ピアノを弾かせていただきました。

「おしゃっち」へは、オープン前にピアノをお届けした2018年3月と、
復興施設記念コンサートに参加した6月。

そして、今年の3月11日。
「おしゃっち」へは、3度目の訪問となりました。

今回、大槌町に伺ったのは、
テレビ岩手の「報道特別番組 復興そして自立への道」に主演して、
「おしゃっち」でピアノを弾くためでした。

今回、「おしゃっち」には、今までに私がピアノをお届けしたご家族と、
大槌町の皆さんに集まっていただきました。

昨年の3月にピアノを届けてから、およそ1年。
「おしゃっち」でピアノを弾かせてもらったのは、今回3回目。

3月23日、盛駅と久慈駅を結ぶ三陸鉄道リアス線が開通。
リアス線の開業により、盛~釜石~宮古~久慈間を4時間30分前後で結びます。

リアス線は、現行の「盛~釜石を結ぶ南リアス線」と「宮古~久慈を結ぶ北リアス線」に、
JR東日本から移管された「山田線の釜石~宮古」が加わりました。
これにより、盛~久慈間の沿岸、163kmが1本に繋がります。

三陸鉄道の各駅にはそれぞれの地域の特色を表す愛称が付けられていて、
釜石から3つ目の大槌駅は「鮭とひょうたん島のまち」という愛称が付けられています。

「大槌駅デザイン総選挙」の結果、第1位は「ひょうたん島」。
ちなみに「ひょうたん島」というのは、大槌湾内にある島。ひょうたん形の島で、
大槌のシンボルで赤い灯台が目印の蓬莱島のこと。

開業日となる3月23日は、復旧区間の釜石~宮古間で2往復の記念列車が運行され、
南リアス線区間と北リアス線区間は現行の時刻で運行。
釜石~宮古間の乗車券は発売されません。
3月24日にはダイヤ改正が実施され、一般営業列車の運行が開始されます。


被災地にピアノを届ける活動「スマイルピアノ500」では、
震災でピアノを失った方、またピアノを譲って下さる方からのご連絡をお待ちしています。
番組、または、私、西村由紀江のホームページまでご連絡ください。

お待ちしています!
http://www.nishimura-yukie.com


************************************

番組では、あなたからのメッセージをお待ちしています。

メールの方は、番組ホームページから!
ハガキの方は、今お聞きの放送局『西村由紀江のSMILE WIND』 まで。

「家族や仲間の話」、「嬉しかったこと」「失敗をしちゃったこと」など、
どんな出来事でも構いません。「あなたの身近にあるエピソード」を教えてください。
ピアノの生演奏と共にご紹介をさせていただきます。
あなたの聞きたい曲もリクエストして下さい。エピソードと一緒にご紹介します。

あなたにとって、笑顔の風が吹く1週間でありますように……。