わっしょーい!!!鹿鳴家春々こと、安田美香でございます!
キキタビ初の試み、"落語の旅"。
『江戸落語と歩く、東京下町さんぽ』。
「落語に出てきたあの場所は、今ではどうなっているのかしら?」
その面影が残っているのか?はたまた、全くの別の世界になっているのか?ぶらりお散歩しながら検証する企画です。
初回の浅草編では、『擬宝珠』という古典落語を巡る旅をお届けしましたが…
おめでたいことに、第2弾の放送でございます!わっしょい!
今回は東京・神田へ。
神田を舞台にした落語は、数多くございます。
まず向かったのは、JR神田駅東口から歩いて5分の「神田紺屋町」。ここは『紺屋高尾(こうやたかお)』という古典落語の舞台です。
~神田紺屋町の染物屋「吉兵衛」の職人・久蔵は、病にふせっている。神田・お玉が池の蘭石先生により、「恋の病いだ」と分かる。久蔵は、吉原・三浦屋の高尾太夫に一目惚れ。哀れに思った先生は「三年間みっちりと働いて十両を貯めれば、高尾に会わせてやる」と約束する。久蔵はモリモリと飯を食って、一心不乱に働き出す。 三年が過ぎ、久蔵はこつこつと貯めた十両を握りしめ三浦屋に上がり、晴れて高尾とのご対面となる。 高尾は「今度は主(ぬし)は、何時来てくんなます」とせがむが、久蔵は「実は自分は染物屋の職人で、また三年間稼がなければ、来られないんです」と泣きながら打ち明ける。久蔵の真心に惚れた高尾は「女房にして欲しい」と言い、二人は晴れて夫婦になった~
という噺です。
こちらは、キキタビのベテラン作家・ミラクル吉武氏が大好きな落語!ということで…
ミラクル吉武氏「やっぱりさ、愛だよね!男はさ、高嶺の花に恋をしてさ!諦められずについに会いに行くんだよ、純愛ですよ!泣けてくるじゃあないの」
と熱く語っておりました。
男のロマンと、切ない恋心がグッとくる人情噺でございます。
しかし、現在の「神田紺屋町」を行き交う人は、スーツを着たビジネスマンばかり。染物の街だった面影はなく、オフィスビル街になっておりました。
そんな中、当時の状況を伝えてくれる看板を発見!
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